2023年4月9日 執事といえばセバスチャン

息子のツクル氏(小4)から「執事といえばセバスチャンでしょ」と言われてキョトンとしてしまった。そんな言説、ボクは聞いたことなかった。一体、何のネタなのか。色々と事情聴取してみたところ、どうやら「コロコロコミックス」で連載中の漫画「妖怪ウォッチ」にセバスチャン、「ニンジャラ」にセバスが出てくるらしい。へぇ。そうなのか。

それならば、とGoogle先生にお伺いしてみた。そうしたら、「執事といえばセバスチャン」という言説は広く知られているものだと判明した。英国家事使用人研究者(という肩書き)の久我真樹さんという方が「執事といえばセバスチャン」はいつ成立したのか? 執事ブーム以前のセバスチャン考察というnoteにまとめてくださっていた。

1970年代のアニメ『アルプスの少女ハイジ』の使用人や『ペリーヌ物語』の執事の名前がセバスチャンなのだそうで、1990年頃から、色々な漫画やゲームで、執事の名前に繰り返し、セバスチャンが用いられているらしい。ときには、執事だからと、本名を無視して、セバスチャンへの改名を迫られる事例もあるという。

このnoteに挙げられている作品群は、ボクが子供時代に通ってきたジャンルではなかったので、寡聞にして知らなかった。この年になって、息子から新しい常識を仕入れることになろうとは、人生とは面白いものである。