2020年11月8日 好きなことで、生きていく

レペゼン地球のYouTubeで、DJ社長が「好きなことで、生きていく」ということの彼なりの答えを語っている。夢を持つこと。だけど、ちゃんと現実も鏡も見ること。やりたいことをやるために、やりたくないこともやること。全て正しいと思った。そして、そんなことよりも、DJ社長が意外とマニュアル人間で、ちゃんと教則本に則って考えているところにウケた。ボクも自由人に見えて、実は型通りにやってみるタイプだから、共感もした。

2020年11月24日 新しい時代の幕開けに立ち会え!?

オリラジのあっちゃんと雨上がりの宮迫が反撃の狼煙(のろし)を上げた。YouTubeで新しい挑戦だ。テレビでうまく立ち回れなかったあっちゃんと、忖度によってテレビに弾かれてしまった宮迫。この2人が、YouTubeを舞台に、今のテレビではできない、それでいて面白く斬新な企画として「Win Win Wiiin」を開始。これは、テレビ制作者の目にどう映ったのだろう。忖度なしのぶっちゃけトーク。尺にとらわれない長尺の編集。組織の理論から外れて、企画者のやりたいようにできる自由。ロコンドというスポンサーはついているし、YouTubeのCMは入るものの、長いコマーシャルはない。従って、コマーシャルを考慮した時間配分や編集も不要だ。それでいて、いつでもどこでも何度でも見ることができる利便性がある。そんな中でできる限界に、彼らは挑戦している。少なくとも、ボクは、テレビ制作に携わる人間からすれば、羨ましいだろうな、と思うだろう。悔しいだろうな、と思うだろう。きっと、いろんなやりたい企画があって、でも、組織の理論の中で無難な仕上がりになっていく。本当だったらこんなことがやりたい。そんな想いをふっ飛ばして、あっちゃんがやりたいことが、こんなにも凝縮されている。勿論、責任も問われる。ゲストの手越も言っていた。個人だったら自由。だけど責任は取らなきゃいけない。数字で評価されるえぐい世界。それでも、楽しそうな2人がいて、純粋に、羨ましいな、悔しいな、と思ったはずだ。そうじゃなかったら、嘘だ。

手越の心の叫びも、まさに多くの視聴者の感覚や意見を代弁している。本当に、おかしな世の中だ。理不尽な世の中だ。それを、ぶっ飛ばしていこうとする2人(あるいはゲストの手越もいれれば3人)の在り方に心打たれる。おそらく、あっちゃんにとっては新しい挑戦なのだろう。そして、あっちゃんは間違いなく勝った。でも、宮迫にとっては、正直、危険な賭けだったと思う。これで、テレビ復帰の道は遠退いたかもしれない。それでも、やる価値のある挑戦だと思ったのかもしれない。ここで乗ることがスターとして正しい道だと感じたのかも知れない。一世一代の賭けだったと思う。これが吉と出るか凶とでるか。正直、テレビ復帰がゴールだとすれば、結果は五分五分だと思う。でも、新しい時代を切り開いた。それだけの評価は、ちゃんとついてくるだろう。

ボクは、その瞬間に立ち会えたことが幸せだなーっと思った。電車の中で、号泣しそうだった。

2020年11月29日 猫も杓子も謝罪会見!?

最近では、よく芸能人が謝罪会見をしている。YouTuberもする。もう、猫も杓子も謝罪会見の世の中だ。で、それを拒んでいる珍しい芸人がいる。年末の「ガキ使」で復帰すると噂されている彼だ。

彼の復帰に葉賛否両論あるらしい。むしろ、否の方が多いという印象で報じられている。「彼が出演しても笑えない」という声がある。まあ、笑いの感性は個々で違うので、笑えない人は笑えないし、笑える人は笑える。「彼が出演するなら見ない」という声もある。見るも見ないも個人の勝手。見たくない人は見なければいいし、見たい人は見ればいい。テレビは義務教育のような類いではないので、みんなが見なければならないものではない。見たくなければ見なければいい。少しだけ気になるのは「彼を出演させるべきではない」というコメントか。出演させるさせないは事務所とテレビ局、スポンサーが判断するもので、ちゃんと議論して決めたことだろうから、その「べき論」は視聴者が論じることではない。彼の出演に違法性がなくて、視聴率がとれると判断されれば、出演する。それだけだ。「見ない」という形で抗議をするのは自由だから、是非、そうすればよいと思う。

でも、何よりも違和感を覚えるのは「会見が先だ!」というコメント。謝罪会見って、そもそも必要なのだろうか。前例踏襲でみんな、謝罪会見をするけれど、謝罪は、謝罪すべき対象に向かってするものだ。たとえば、商品の不具合があった場合などはお客さまに謝罪する必要がある。会社に損失を出したときや不正があったときには、もしかしたら会社は株主に向かって謝罪をするのかもしれない。でも、不倫は、配偶者への裏切りであり、配偶者に謝罪すべきだ。番組降板によってスタッフやスポンサーに迷惑を掛けたなら、スタッフやスポンサーに謝罪すべきだ。謝罪会見をすべきだと言う声は、ボクには違和感しかない。謝罪は関係者に対してすべきであって、謝罪をどこまで公開すべきかは本人が決めればよい。配偶者に対して謝罪し、スタッフやスポンサーに対して謝罪すれば、その形は問われるべきものではない。それが不特定多数のお客さまであったり、株主みたいな場合には、公の場で謝罪することが有効なだけで、芸能人であるから駆らなず公の場で謝罪しなければならないわけではない。公の場で謝罪をすることで初めて許されるとか、マスコミの前でボコボコにされてから再出発みたいな発想は、陰湿なイジメ的な発想で、何となく、芸人仲間がそんな論調になっていることが、すでにズレた議論のような気がする。

彼が謝罪会見しないままリスタートしてどうなっていくのかはよく分からないが、謝罪会見をしないというのも、ひとつの選択肢だという世界であって欲しいな、と思う。それこそがダイバーシティを認めることだと思う。

2020年11月30日 # 転売ヤーには与しません!!

ブラックフライデーで、あっちもこっちも大安売りしている。これで経済が活性化するのだろうか。オンラインショップを持っているかどうかで、結構、この時代、収益を大きく左右するのではないかな、と思う。しかし、売れ筋商品は見事に転売ヤーの餌食になっている印象。クリスマス商戦で子供たちが欲しがるようなものも、ブラックフライデーで安くなった。数千円安くなっているものもある。逡巡していたら、あっという間に売り切れになって、その後、転売ヤーと思しき集団が一斉に商品の販売を始めた。普通、Amazon公式に中古が数十件の商品なのに、あっという間に数百件。しかもブラックフライデー前の定価よりもちょっと安くくらいの価格に揃えられている。うーん。

結構、この時期の商品って、サンタさんに扮する大人たちにすれば、クリスマスまでに入手できないと困るので「このまま売り切れが続くのではないか。ちょっと高いけど、今のうちに買ってしまわなければ!」的な発想になるのではないかと思う。そんな時期にブラックフライデーで安価に商品が入手できて、売り切れまで持っていければ、転売ヤーにとってはいい商売だ。

だからこそ、言いたい。転売ヤーに加担してはダメ。ぐっと堪えて、買わないようにしよう。みんなで。ブラックリストをつくるソフトが出たりもしているけれど、そもそも正規品が売り切れたら、非正規品は買わないのが一番だ。転売ヤーが味を占めたら、社会そのものがダメになる。ボクは絶対に与しないぞ、ということで、息子に「人気で売り切れみたいだ。ちょっと様子見だけど、どうする? 第二希望は?」と交渉を開始。もしも間に合うならご所望のものを買う。でも、ダメだったら代替のもので我慢してもらう。それが世のためである。