2014年8月1日 初日からドライバが来ないアクシデントにハラハラ!?

マカティ通りのFersal Hotelは案外いい感じのホテルだ。意匠がみょうちきりんなところはあるけれど、でも、きれい。朝食のときにスタッフに訊いてみたら、どうも7月半ばに出来たばっかりなのだという。Wi-Fiもブイブイ使えるし、何よりもリーズナブルだ。

Fersal Hotel(マカティ通り)

出来立てほやほやなので、まだテレビが開通していないらしい。こういうところがフィリピン・クオリティだ。普通、テレビを開通させてから開業するだろう、と思うのは、ボクが日本人だからだろうか。まあ、基本的にはボクはテレビを観ない(日本でもほとんど観ない)から関係ないんだけど、他のメンバは退屈だったかもしれない。まあ、次回以降はさすがに開通しているだろうから、今後、活用できそうなホテルだな、という印象。

こういうホテルの選定って、現地ロジのボクに任されているので、内心、到着するまではドキドキする。旅行の幹事もそうかもしれないけれど、口コミを参考にしながら、そりゃー、慎重に選ぶわけだ。でも、今回、ボクは冒険をした。出来立てのホテルなので、口コミが1件しかなかったのだ。それを信じてみたわけ。マニラ首都圏に宿泊するなら、今後、このホテルも候補に挙げていいな、と思った。

本日は朝から打ち合わせ。でも、朝、頼んでおいたドライバに連絡を取ったら、急遽、ドライバを変更したいと申し入れがあった。そして、代わりのドライバはもうホテルのロビィに着いている、と伝えられる。ロビィに降りてみるも、ドライバは来ていない。ああ、これはきっとネプチューン通りのFersal Hotelと勘違いしているのだ、と直感的にボクは思う。それから、急ぎ、新しいドライバの連絡先を訊いて、電話をかけてみる。相手はいろいろと何か喋っているが、電話越しだと全ッ然、分からないボクだ。だから、もう、こちらの意向を一方的に伝えるのみ。完全なる一方通行だ。まず、彼がネプチューン通りにいることを確認する。それから我々がマカティ通りにいることを伝達する。そして至急、こちらに来てもらうように指示。拙い英語で必死になって喋っているボク。朝から冷や汗ものである。

その甲斐合って、打合せには時間通りに到着。メインの説明はケンさん。流暢な英語で説明する。でも、ちょいちょいこちらに振ってくる。アドリヴで英語を話さなきゃいけないので、四苦八苦だ。そんなフィリピン生活の最初の日。

2014年8月2日 Pearlmont Hotelもいい感じ!!

本日は移動日。カガヤン・デ・オロへ向かう。それにしても、マニラの国内線の発着フロアのレストランはイマイチだ。前回の日本食レストランの丼ぶりも、汁でびしょびしょで酷かったけど、今回のイタリアンもレンジでチンのクオリティ。基本的に、空港ってその国の窓口だ、と思う。マニラなんて、フィリピン各地へ移動するトランジット空港なのだから、外国人観光客にとってのフィリピンの印象を決めてしまう。国策として、もうちょっとちゃんとしたレストランを入れた方がいいだろうな、と思う。第一印象って、大事。

今回は何故だかエクセス・チャージは要求されなかった。前回は10kgまで許容されているチケットだったはずなのに、空港の窓口で0kgと認定されてしまって、散々な思いをした。だから、今回はみんなで荷物を軽くして臨んだのになあ。拍子抜け。窓口でいろいろ訊いてみたけれど、我々は全員で148kgの許容値を持っていると説明される。148kgって何の数字だろうか。「ポンドじゃないの?」って訊いてみたけれど「kgだ」と説明される。うーん。この辺、担当者の匙加減みたいで嫌だなあ。でも、あんまりしつこく訊いていると0kg認定されてしまうのも嫌なので、ほどほどで切り上げる。

カガヤン・デ・オロの空港でドライバのDodjeさんと久々の対面。懐かしい。ようやく現地業務が始まったなあという感じ。

カガヤン・デ・オロの拠点になるPearlmont Hotelは重厚感ある調度品に囲まれて、なかなか素敵な雰囲気。アンティークだ。こういうホテルのチョイスってロジ担当に任されているので、いつだって不安に駆られる。前回はシャワーのお湯が出ないというトラブルがあって、現地に来てみないと分からないことってたくさんある。今回はマカティのFersal Hotelもよかったし、Pearlmont Hotelもいい感じだし、どちらもいいホテルだったのでよかった、よかった。

アンティークなPearlmont Hotel

2014年8月3日 テロルの現場に立ってみる。

Limketkaiセンタにて両替屋さんを発見。0.4200。マニラよりも若干、レートがいい。Limketkaiセンタは中国資本で作られたショッピング・センタ。でも、2013年7月にイスラームの過激派による爆弾テロルが発生して、今でもその爪痕が残っている。

2013年7月に起きた爆弾テロルの場所を訪れてみる。いまいちLimketkaiが盛り上がらないのは、このテロルを引きずっているからなのだろうなあ、と思う。開発が途中で頓挫している感じ。あっちこっち工事中のまんまだし、テナントの空きも多い。人はたくさん来ているのに、前回来たときから工事が進む気配もないし、テナントが埋まる気配もない。

爆弾テロルの現場
爆弾テロルの現場

夜はレストランSIAMへ。隊長のNさんは昼間、散歩がてら、下見に来たらしく、ワインがあることをすでにチェックしていた。「SIAMにはワインがあるよ!」と嬉しそうだ。でも、今回はワインではなく、アブソリュート・ウォッカを注文。ロックで飲む。ウォッカと言えば、ボクはカクテルにしてしまうけれど、こうやってロックで飲むという飲み方もあるのだなあ。ボトル・キープも出来るらしいけれど、4人であっという間に1本、空けてしまった。アルコホル漬けの生活である。

2014年8月4日 ビサヤ語のディスカッションが始まりました!?

本日はキック・オフ・ミーティング。今回のプロジェクトの概要を現地スタッフに伝える。現地スタッフからも報告があったが、我々が日本に戻っている間に、着々と新しいメンバが増えて、ようやく念願の2チーム編成になったらしい。スタッフの研修、インセンティヴ・メカニズム、業務のアウトソーシング……。考えることはたくさんある。

Macasandig地区の事務所で前回持っていった機材を確認する。敢えて現地スタッフのNikz氏に使い方を説明させる。これってひとつのうまいやり方だ。ボクが使い方を英語で説明するのは大変だけど、彼らが彼らに説明をするのだから、ボクとしては楽チン。それでいて研修になっている。「ビサヤ語でいいですか?」とNikz氏。「いいよ」と答えたら、彼ら、ビサヤ語でディスカッションを始めた。もちろん、ボクはビサヤ語なんか分からない。でも、議論は白熱しているし、みんな頷いているから、きっと理解できたのだろう。

夜は議長と総裁からもてなされる。フィリピン料理のレストランCagay-Anonで晩餐。ケンさんと議長が頻りにパロ(アヒルの有精卵)を勧めてくる。もしかしたら、今回の現地業務で挑戦することになるかもしれない。それはそれで……いい経験?

2014年8月5日 「Soft Opening」という選択

今日は早速、朝からMacasandig地区にて調査開始。その後、カガヤン・デ・オロ川を渡って、Balulang地区に移動して調査だ。既存の計測器の精度がどんなもんかを、日本から持っていった機材で調べる、という寸法だ。慣れないせいか、なかなか簡単に測定できない。今日はやっとの思いで3か所測定できた。でも、段々、彼らも慣れてきたみたいだ。明日は調子よくぽんぽんと測定できればいいなあ。

* * *

夜はAleというお店でディナー・ミーティング。入り口のところに「Soft Opening」と書いてあった。ケンさん曰く、《試しオープン》というニュアンスの意味だそうだ。まだまだ正式なオープンの前だから、不慣れな点や不備があったら許してね、ということらしい。海外では、こういう開店もよくあるのだという。辞書で調べてみると、「部分開業」とか「一部開業」みたいな訳語が引っ掛かる。対する言葉が「Grand Opening」で、「全面開業」。そう言えばマカティのホテルもテレビの回線が引かれていないのに営業を開始していた。こういう「Soft Opening」みたいなやり方も、案外、ありなのかもしれない。こういう「Soft Opening」で不具合を発見して、修正して「Grand Opening」に持っていく。日本じゃ、あんまり聞かない用語なので、勉強になった。

2014年8月6日 「そりゃあ、フィリピン時間だから!」

朝、9時にBalulang地区で待ち合わせ。昨日の測定の続きをする予定だったのに、時間になっても現地スタッフは現れない。現場のスタッフに「そりゃあ、フィリピン時間だから!」と笑われた。仕方ないなあ、もう。15分遅れでセッティング開始。昨日よりは手際もよくなって、30分くらいでセッティングが完了、測定に入る。ボクたちはそれを見届けて、Kauswagan事務所へ移動した。

Kauswagan事務所では、配管や溶接のスタッフがいたのでヒアリング。たまたま異形管の製作を見ることができた。筒状の金属を切って、溶接して曲がり管と片落ち管を製作していた。規格サイズの工場製品と違って、曲がりの角度も自由だし、前後の直管部の長さも自由自在なので、現場に合わせて好きに作れるのだとか。そういう意味じゃ、規格サイズの工場製品と一長一短。必ずしもどちらがいいとは言えないなあ、と思う。

夜はGerry’s Grillにてディナー・ミーティング。隊長のNさんは無謀にもマルガリータを頼む。でも、出てきたのはどうもブルー・マルガリータっぽいぞ。ブルー・キュラソーが入っている。しかもちゃんと混ざっていなくって、温い。初心者の頃の自分のカクテルを思い出す味だ。

あ、そうそう。ホテルの洗濯が異様に安い。3着頼んで49.5PHPだったので格安だ。そこら辺のランドリィと対して変わらない。ホテルとしてマージンをとっていないのかもしれない。ものすごく良心的な価格設定だ。

2014年8月6日 解決しなきゃいけない問題が山積みになると

そうそう。理研の笹井さんが自殺したとのニュースが飛び込んできて、衝撃を受けている。無責任だな、と思うけれど、相当なストレスだっただろうなあ、とも思う。多分、「やれ、理研が悪い」とか、「やっぱりSTAP細胞はないぞ」とか、「笹井さんは逃げた」とか、メディアはいろいろと騒ぐかもしれない。でも、ボクとしては、誰が悪いとか、STAP細胞があるないとか関係なく、いろんなことが起こりすぎて、対応に追われて、仕事も山積みで、いつ解放されるか見通しが立たなくて、そりゃあ、ものすごいストレスだっただろうなあ、と想像できるし、それだけストレスが積もり積もれば、死にたくもなるかなあ、と思わないでもない。人間、正しい正しくないではなくって、解決しなきゃいけない問題が山積みになると、もう、それが片付くまではストレスになると思うんだよね。そうなったら、そりゃー、苦しくなる。うーん。そうか。結局のところ、そういうメンタルまでケアできなかった理研が悪い、ということになるのか。そうかもしれない。これで小保方さんが一人で背負い込むことになる。その辺のケアも考えなきゃいけないだろうなあ。うーん。悲しいニュースだ。まだまだ若いのになあ。家族もいただろうに。

2014年8月8日 レチョン・バボイ

本日は友人Rachelさんの家に招待される。噂には聞いていたけれど、本当にレチョン・バボイ(Lechon Baboy)が振る舞われた。レチョン・バボイは豚の丸焼き。フィリピンでは定番のパーティ料理だ。パリパリの皮と肋骨の周りについた肉がおいしいとのことで、チャレンジしてみる。確かに皮はパリパリで香ばしいし、肋骨周りは何故だか味が染みていて美味しい。でも、脂っこいので、正直、ボクはちょっと苦手だなあ。

Rachelさんの家にはカラオケ・セットがあった。フィリピン人は歌が大好きだ。気がついたら、いつの間にかカラオケ大会になって、みんなこぞって歌い始める。でも、Rachelさん夫婦が圧倒的にうまい。日夜、自宅のカラオケ・マシンで訓練しているのだろう。ボクも英語の歌を覚えておけばよかった。そうしたら、喜んで参戦したのになあ。

2014年8月10日 身体を空っぽにして……

日曜日。イエーイ。久々にどフリーである。

今回の業務では土日も移動だったり業務だったり、いろいろなイベントがあって、完全にフリーな日は今日が初めて。ようやくの休み、という感じ。Jollibeeでお昼を食べたり、マッサージを受けてみたりする。何て贅沢なこと!!

下田美咲のハイテンション・コール動画に癒されながら、勉強したり、雑記を整理したりする。こうやって、一度、身体を空っぽにして、それから、また明日からいろんなものを溜め込んでいくのである。ララララーイ、ララララーイ……。

2014年8月16日 GU……ファッションを、もっと自由に。

PowerPoint作成の日。徹夜で鋭意、作成中だ。でも、今回は自分のやりたいように作れた。エヌ井さんのシナリオもなかったし、ケンさんによるテンプレートもなかった。ボクの好きな風にPowerPointを作成できた。これは……非常に楽チンだ! 明日の午前中には、ボクの分は形になりそうだ。……問題はカリス嬢の部分か。進捗は……芳しくなさそうだ。

2014年8月20日 エクスキューズ・アス!?

さて。いよいよ帰国だ。空港に向かう。うっかり髭剃りをトランクの奥深くに仕舞いこんでしまったので、もう、無精髭のまんまだ。

ニノイ・アキノ国際空港で、カエルの皮財布を買ってしまった。本物のカエルの皮でつくった財布だ。衝動買い。そのまんま、カエルの姿をしている。こんなのを日本でぶら下げて歩いていたら、仰天されてしまうだろうなあ。悲鳴を上げられてしまうかもしれない。

帰りの飛行機の中で、フライト・アテンダントが2人、カーゴを押して料理を運ぶ。そのうちの1人が「Excuse us! Excuse us!」と言いながら通路を通っていく。ああ、そうか。二人だから《私たち》なわけだ。初めて聞いたよ、「Excuse us!」。面白いなあ、英語。でも、難しいなあ、英語。

そんなこんなで、ようやく日本に帰り着いてほっとする。そんな日。

2014年8月22日 ハイ・フィーバ!!

頭痛と吐き気。ハイ・フィーバ。元々、長旅の疲れを癒やすつもりで休暇申請していたけれど、本当に家で寝こむことになってしまった。1日中、ほぼ昏睡状態。

夜はエヴァ祭りの第1弾だったけど、それは明日だな。15分くらい見てみたけれど、疲れてしまったので取りやめ。録画しているので、明日以降に見ることにする。うーん。

2014年8月23日 リビルドの行方

録画していた新劇場版エヴァの「序」を観る。「序」はテレビのエヴァと展開はほとんど変わらない。でも、少しだけ、シンジくんが積極的な印象を受ける。最初に初号機に乗るシーンなんか、ものすごく描き方が雑だ。ミサトに説得され、父親に見放され、そんな中で意地になって乗る。そんなテレビ版の流れが、新劇場版ではさらり、と描かれてしまうので、何でシンジが初号機に乗ったのか、よく分からない。ぽかん、としてしまう。

第6使徒との戦いでヤシマ作戦を展開して、1発目を外した後も、テレビ版だと、もう、綾波に守られながら、必死だったのに、新劇場版だと、もう1発を何とか打とうとがむしゃらになっていて、積極的だ。確かに感動的なシーンではあるけれど、でも、その間、綾波は何をやっていたんだ、とやっぱりぽかん、としてしまう。

リビルドって、難しいなあ、と思う。ボクは、シンジが初号機に最初に乗るシーンは、もっと丁寧に描くべきだったと思うし、第6使徒との戦いは、もっと綾波に焦点を当てるべきだったと思う。そういう意味じゃ、テレビ版の方がよかったよなあ。

それにしても、効果音とかBGM、戦争っぽいイメージとか、気持ち悪い使徒のフォルムとか、ホント、当時としては斬新だったのだなあ、と思う。今観ても、ゾクゾクする。すごい作品だったのだなあ。「破」では、テレビ版と全ッ然、違うものにリビルドされているらしい。どういう風に料理されているのか。前作を超えられるのか。来週が楽しみだなあ。

2014年8月26日 現状を把握する能力

本日はセブ島でのプロジェクトの打合せ。T嶋さんはせっかちだ。頭の中で、あれもやろう、これもやろう、とどんどん妄想が広がっていくらしい。ボクとしては、それに少し待ったをかけて、現実的な進め方に落とし込みを図る。こういう、現状を把握して、そこに合わせていくバランス感覚って、ボクはどうやって身につけたのだろう。前の職場で、ああでもないこうでもない、といろいろと考えながら、他人のプロジェクトの進捗管理をやっていたのがよかったのかもしれない。

ボクなんか、どうしたって、現状を冷静に把握して、現実的なところで手を打とうとする。妥協するということではない。頑張ってやっても、この辺が現実的なところだろう、という地点を把握している、ということ。そして、そこまでの道程を引っ張る、ということ。そういう意味じゃ、T嶋さんよりもボクの方がビジネス・マンだ、と思う。

2014年8月28日 富士の樹海に迷い込まないように……

新しい会社に入って4か月が経った。そのうち2か月近くはフィリピンに行っていたことになる。計算してみたら、土日も含めて4か月のうちの46%は海外にいた計算になる。土日を差っ引けば、会社にいた日なんてほとんどなくって、ほぼフィリピンにいた、と言ってもいいくらいだ。

今になって、次々とボクのところに仕事が舞い込んでいる。カガヤン・デ・オロのプロジェクトだけでなく、セブ島のプロジェクトにも抜擢された。次のアフリカのプロジェクトも、うまく行けばボクが担当になるかもしれない。ひとつは、ボクがエヌ井さんに信頼された、ということ。もうひとつは、ボクの単価が安い、ということ。会社としては、ボクは非常に便利な人間なのである。単価が安くて、それなりに使える人間。その期待に応えるべく、頑張ろう、と思う。

* * *

抱える仕事が増えてきたので、文房具屋さんに行って、いくつかクリア・ファイルとフォルダを購入する。そうしないと、机の上が富士の樹海のようになってしまいそうだからだ。

こういう書類の整理って、実はなかなか難しい。厳密にルール化してしまうと、本当に忙しくなると守れなくなる。結局、時間のあるときに後追いで整理する羽目になって、ずるずると先延ばしになってご破算になる。だから、ある程度、ルーズにやれて、それでいてそれなりに整理されている、という状態が理想型である。

ボクは案件ごとにクリア・ファイルを用意して、とにかく放り込んでいく。そして、帰る前に一度、それを眺める、というやり方で整理を進めている。時間があれば、クリア・ファイルの中から、もう、終了した資料や保存してしまっていい資料だけを取り出して、インデックスをつけてフォルダに格納する。オンゴーイングなものはクリア・ファイルに残す。忙しければ、眺めるだけでおしまい。でも、1周間のうちに1回は、ちゃんと時間をつくって整理する。これはなかなか有効で、ボクの性格に向いている。

2014年8月31日 一粒万倍

ファンタジィ事典を4項目更新した。2か月近く更新していないことになる。本当はもう少し更新頻度をあげたいところ。そのための工夫が必要だ、と感じている。今、そのための仕掛けを仕込んでいるところである。実は、昨日、森博嗣の本を読んだので、最近の怠けっぷりを自省しているのである。わはは。

ウィング上大岡の広告に「一粒万倍」と書いてあった。どうやら、一粒の籾(もみ)が万倍にも実る稲穂になる、というような意味らしい。をを、いい言葉じゃないか。どんな成果を得るためにも、まずは種を播かなきゃいけない。そして、たった一粒の種が、大きな成果に繋がるのだ、と信じさせてくれる言葉だ。