2014年7月11日 妖怪ウォッチをウォッチングなう!!

本屋さんにて大量に本を購入。思い切っちゃうと、どどーん、と5000円くらい買ってしまうから恐ろしい。目的は『少女ファイト』だ。知らないうちに、11巻まで発売されていた模様。驚くべきことに、ボクの書棚は8巻で止まっている。基本的に、本屋さんの漫画コーナは端から端までチェックしているつもりなのだけれど、こういう青年コミックは、少年コミックと違って、バックナンバも含めて、ちゃんと置いていないところが多いので、全ッ然、スルーしていた。そんなわけで、一気に11巻までおいつく。それから、クラシックプレミアムの14巻。今回の号は、ボクが大好きなバッハだ。……とノリに乗ってしまったお陰で、ついでに佐々木拓丸の『Eから弾きな。』と雨鳥『ばけものだらけ』をジャケ買い。前者はずぶの素人が強引なヴォーカル女子に巻き込まれて、いきなりバンド・メンバに抜擢された挙句、ギターを習ってステージに立つ、というお話。後者は、ほのぼのした画風の妖怪の話。雨鳥さんは前作も、独特の雰囲気があって面白かったんだけど、やっぱり、まだまだ同人っぽいかなあ、と思っていた。でも、今回はタイトルからして『ばけものだらけ』なので、妖怪フェチのボクとしては、ついつい手を伸ばしてしまう。ふふふ。


『少女ファイト』
(漫画:日本橋ヨヲコ,イブニング,2006年~)

そうそう。妖怪と言えば、最近、妖怪ウォッチなるものが爆発的に市場に溢れている。雑誌もテレビも、妖怪ウォッチ、妖怪ウォッチ……。ポケモンのような大流行だ。最近、注目して見ているんだけど、でも、ポケモンと同じで、ボクの食指はあんまり動かない。絵柄はかわいいし、ゲームそのもののほのぼのした雰囲気、ワクワク感はとても素敵なんだよね。でも、妖怪そのものに80年代のビックリマンほどの遊び心は感じられない。最近のパズドラのようなマニアックさも感じられない。基本、ボクはひねりのないオリジナル・モンスターには興味がないのだなあ、と自己分析。

とは言え、段々、古典妖怪が増えているようで、そういうものの描かれ方がどういう風にデフォルメされるか、という点には興味がある。人面犬とケルベロスがくっついたみたいな「かおベロス」というのもいて、こういうお遊びくらいまで行くと、多少、ビックリマンと張り合えるかな、と思っている。

現代の日本の住宅に妖怪が現れる、という設定そのものは、とても素敵だなあ、と思っている。ワクワクするもんね。舞台は最高だ。今後に期待だなあ。そんな感じ。