エーコー

分 類ギリシア・ローマ神話
名 称 Ἠχώēkhō〕(エーコー)《木霊》【古代ギリシア語】
容 姿森の精霊。
特 徴木霊の擬人化。相手の言ったことを繰り返す。
出 典オウィディウス『メタモルポーセース』(8年)ほか

エーコーはギリシア・ローマ神話に登場するオレイアス(森のニュムペー)。エーコーが歌や踊りが上手だったため、パーンが求愛した。しかし、エーコーがそれを拒んだため、パーンは腹いせに配下の羊飼いたちを狂わせ、エーコーを襲わせた。羊飼いたちはエーコーの身体を引き裂き、その叫び声は木霊になったとされる。

あるいは、ヘーラーと長話をすることで、ゼウスの浮気から気を逸らそうとして、ヘーラーの怒りを買い、相手の言ったことを繰り返すことしかできないように呪いを掛けられた。

《参考文献》

Last update: 2023/06/09

サイト内検索