ショゴス

[クトゥルフ神話]

名称Shoggoth(ショゴス、ショグゴス)【英語】
容姿タールのような不定形の粘液状生物。
特徴怪力。自在に変形し、さまざまな器官を発生させられる。生命力が強い。
出典ラヴクラフト『狂気の山脈にて(At the Mountains of Madness)』ほか

南極に眠る不定形生物は太古の宇宙生物の奴隷種族!?

ショゴス、あるいはショグゴスは、ラヴクラフト(Howard Phillips Lovecraft)らによって描かれる「クトゥルフ神話」の作品群に登場する奇ッ怪な怪物。その姿はスライム(Slime)のような不定形な粘液状の生物で、その身体は臭く、燐光を発しているという。大きさは5メートルくらいで、タールのような不定形の塊である。必要に応じて自在にその身体を変形させ、ときにはさまざまな器官を発生させることもできるという。人間に変身することも可能だという。

もともとは太古に地球に飛来した宇宙生物「古のもの(Elder Thing)」によって生み出されたもので、知性は低く、怪力だったことから、南極圏で巨大都市を建設するための肉体労働用の奴隷として扱われていた。しかし、数億年という長い時間が経過するうちに、次第に知能を備えるようになり、遂には創造主である「古のもの」に反抗し、彼らに戦いを挑んだ。非常に生命力の強いショゴスだったが、彼らの反乱によって、「古のもの」は大きなダメージを受けたという。しかし、ショゴスたちは最終的には南極の地中深くに封印されてしまった。

「テケリ・リ、テケリ・リ(Tekeli-li, Tekeli-li)」という独特の鳴き声をあげるとされ、この鳴き声についてはさまざまな報告がある。

《参考文献》