カンチキ

[日本伝承]

名称カンチキ【日本語】
容姿嘴(くちばし)、亀の甲羅を持つ青黒い河童。
特徴山梨の河童。非常に凶暴。すぐに尻子玉を抜き、内臓を喰らう。

山梨県の凶暴な河童!?

山梨県に伝わる河童(カッパ)の仲間。山梨県の南東に位置する南都留郡の道志村に棲む。小善地から大栗の間の淵に出没したという。河童にもいろいろな姿のものがいるが、カンチキは背中に亀の甲羅のようなものを持ち、鳥の嘴(くちばし)のような口を持ったタイプの河童で、髪の毛を振り乱し、色は青黒い。残虐な面が強調されることの多い妖怪で、肛門から細い腕を突っ込んで内臓を引っ張り出して喰らうとか、ものすごい力で川の中に引き込もうとするなどと言われる。また、不注意で水に落ちてしまった人がいたときに、慌てて助け出そうとしても、カンチキはあっという間に尻子玉を抜いているという。また、非常に腕力が強く、引っ張り合いになっても勝てない。もしもカンチキに川に引き込まれそうになったらカンチキに逆らって引っ張り合うのではなく、逆に押し返してやると簡単にひっくり返って尻餅をつくと言われている。

《参考文献》