ゴブリン

[ヨーロッパ伝承]

【言語】Goblin(ゴブリン)【英語】

ヨーロッパのメジャー級妖怪

ゴブリンはイギリスやフランスなど広くヨーロッパに知られる邪悪な妖精。日本では「小鬼」と訳されることもある。洞窟や鉱山などに棲み、人里にやってきては悪意のあるいたずらばかりする。醜くグロテスクな姿をしている。J.R.R.トルキーンの『指輪物語』中で洞窟に棲む悪の種族として描かれて以降、さまざまなファンタジィ小説などでそのイメージが踏襲されているが、もともとはヨーロッパの典型的ないたずら妖精だった。

性質の悪い妖精の総称「ゴブリン」

ゴブリンはヨーロッパの民間伝承、特にフランスやイギリスに伝わる性質の悪い妖精の総称です。総称なので、本来は妖精の一種族の名前なんかではないので、ゴブリンという言葉の中には、いろいろな妖精たち含まれます。たとえば、レッドキャップやブルーキャップ、コボルト、ノッカー、ボギーやボーグルなんかもゴブリンの仲間に入れて差し支えないでしょう。そのため「ゴブリンとはこれだ!」と一言で言うのは、実のところ、難しいのです。

一口に「妖精」といっても、ヨーロッパにはたくさんの妖精たちがいます。多くの場合、彼らは悪戯をしますし、その悪戯が残酷な、性質の悪い妖精たちもたくさんいます。けれども、羽が生えて、空を飛んだり、湖や海なんかに棲んだりしている妖精たちは、どうも、ゴブリンの仲間には含まれないようです。どちらかと言えば、土を連想させる土着の妖精たちがゴブリンのイメーヂなのです。

彼らは洞窟や鉱山などの光の届かないところに棲んでいて、夜になったら行動を開始します。というのも、ゴブリンは日の光が苦手なのだそうです。けれども、一方では、家に棲み着くゴブリンたちもいます。たいていの場合は、悪戯ばかりしていますが、かわいい悪戯しかしないヤツもいれば、ひどい悪戯をするヤツもいて、いろいろです。

ゴブリンは日本では「小鬼」などと訳されたりしますが、多くのものたちは、身長は30~60センチと小型で、大きいものでも120センチほどです。顔は一般に醜いとされていて、頭が大きく、腕が長いので、全体的にグロテスクです。その上、全身毛むくじゃらなのです。水木しげるは「ゴブリンのイメーヂは小鬼といった感じで、性格は日本の天邪鬼に、集団でいたずらする性質はせこに似ているようだ」と分析しています。

ゴブリンは妖精ではあるものの、性質の悪い悪戯ばかりするので、ほかの妖精たちは、自分たちのことをゴブリンと間違えられることを、ひどく嫌うのだといわれています。

鉱山妖精としてのゴブリン

ゴブリンは、ギリシア語の「κόβᾱλος(Kobaros,コバーロス)」を語源としているというのが定説です。これは《ごろつき》という意味の言葉で、古代ギリシアの時代には、すでに「妖精」、特に「山のお化け」とか「鉱山のお化け」という意味で用いられていたようです。これがドイツ語のコボルト「Kobold」(鉱山妖精)になって、フランスのゴブラン「Gobelin」や英語のゴブリン「Goblin」になったものとされています。

そのため、ゴブリンにも「鉱山妖精」としての側面があります。イギリスで描かれるゴブリンの中には、ツルハシやシャベルを持って、鉱山の中でせっせと働いているものも多いと思います。実際、ゴブリンの仲間であるコブラナイやカッティー・ソームズなどは、鉱山でツルハシとスコップを持ってせっせと働いていますし、ノッカーも、危険や鉱脈のありかなどを、コツコツと音で教えてくれるゴブリンの仲間です。

ゴブリンが洞窟などの暗いところを好むのも、どこか土着のイメーヂがあるのも、この辺りに理由を求められそうですね。

家に棲み着くゴブリン

洞窟ではなく、家に棲み着くゴブリンたちもいます。彼らは家に棲み着くと、台所を滅茶苦茶にしたり、果樹園の果実を落としたりします。呪ったり、悪夢を見させたりもしますし、ポルターガイストのようにうるさい音を立てたりもします。また、笑い声だけでミルクを腐らせることもできるという伝承もあります。

もし、道に道標(みちしるべ)があれば、ゴブリンは必ず逆にして人を迷わせてしまうでしょう。歩く人の足をかけて転ばせたりもします。また、野盗のように集団で人を襲うことだってあります。ときには、疫病を流行らせることまであるようですから、ゴブリンはいろいろなことをするものです。

ゴブリンは邪悪な性格で、人を怖がらせたり、困らせたりするようなことばかり好んでするようです。妖精の中でも、純粋に悪質な存在で、人間の役に立つようなことはほとんどしません。

もし、牛乳容器の中に木端が投げ込んであるのを発見したら、あなたはすぐに片付けなければなりません。なぜなら、それはゴブリンの仕業であるかも知れないからです。木端をそのまんまにして、片付けないでいるようなら、ゴブリンは「どうやらこの家はそういうことに無頓着らしいぞ」と認識して、大喜びで棲み着いてしまうのです。そんなことになれば、散々、彼らの悪戯に悩まされることになるでしょう。

ゴブリンを追い払いたかったら、亜麻の種を床一面に撒いておけばいいと言われています。亜麻の種を床一面に撒いて眠ると、夜になってゴブリンがやって来て、種を全部拾おうとします。けれども、とても夜明けまでには拾い終わらせることができません。そして、こんなことが毎晩続くと、ついにゴブリンは根を上げて、悪戯を諦めて去っていくのだというのです。また、ブラウニーがいる家にはゴブリンが寄りつかないといわれています。なぜなら、ブラウニーが彼らを追い払ってくれるのです。

しつけ妖精としてのゴブリン

ゴブリンは、しつけ妖精としての側面も持っています。悪い子供に対して、イギリスの母親は「いい子にしていないとゴブリンが連れに来ちゃんぞ。ゴブリンが食べに来ちゃうぞ」と言って脅かしたりしました。日本でも「悪い子にしてると鬼が出て来て食べちゃうぞ!」などと言って、子供を寝かしつけたりしていたので、ここで用いられるゴブリンというのも、そのような感覚に近いのかも知れません。ボギーやボーグルのような妖精たちは、このしつけ妖精としてのゴブリンの側面を特に強めたような妖精たちです。

あまり広く伝わっているわけではないのですが、どうやら、中には、いい子供に贈り物を持って来てくれるゴブリンも伝えられているようです。しかし、こうなってしまうと、本当にゴブリンは悪い妖精なのか、それともいい妖精なのか、その線引きが曖昧になってしまいます。

ゴブリンとホブゴブリン

イギリスには、ホブゴブリンというのがいます。「ホブ(hob)」というのはロビンとかロバートの愛称である「ロブ(Rob)」と同じような意味を持っていて、親愛を込めた接頭語です。ホブゴブリンは「いいゴブリン」という位置付けであり、ゴブリンが悪い妖精たちの総称であるのに対して、ホブゴブリンはいい妖精たちの総称ということになります。ブラウニーやプーカなんかがこれらの仲間に当たるでしょう。妖精の専門家であるキャサリン・ブリッグズ女史は「hobという接頭語がつくと、ゴブリンは毒気が抜けるようだ」などと説明していますが、おそらく彼らは、ゴブリンの中でも、人間の手助けしてくれるようなものたちのことなのでしょう。それでも、やっぱり、彼らもゴブリンの仲間であるので、頻繁に悪戯をします。彼らとうまくやっていけば、ホブゴブリンは気のいい仲間なのですが、ときには手痛い悪戯をされたりするので、イギリスの人々は、親愛を込めて、彼らを「ホブ」と呼んでいたのでしょう。

しつけ妖精としてのゴブリンが、悪い子供たちを脅かす存在だったものから、次第にいい子供に贈り物をするようになったように、ゴブリンたちは、身近な妖精になっていき、次第に民衆に親しみを覚えられるようになったのだと考えられます。ノッカーなんかは、鉱山ゴブリンの側面を色濃く受け継いではいますが、ほとんど悪戯はしません。これらの「いいヤツ」をゴブリンとしてくくりなおして、さらに再び細分化された結果、ホブゴブリンが生まれて来たのかも知れません。

後世、清教徒(ピューリタン)たちはイギリスにやって来て、異教の妖精たちのことを悪魔と見なしました。そして、ゴブリンもホブゴブリンも一緒になって、悪い妖精として、十羽一絡げにされてしまいます。その影響で、現在、ホブゴブリンは、さながらゴブリンたちの親玉のような扱いをされることが多いのです。けれども、本来のホブゴブリンは民衆の身近にいて、気のいいゴブリンの側面であったに違いありません。

ゴブリン・マーケット ~C.ロセッティのゴブリン

さて、これからは、文学に登場するゴブリンたちを見ていくことにしましょう。クリスティナ・ロセッティの物語詩に『ゴブリン・マーケット』という作品があります。タイトルに「ゴブリン」と冠せられている通りに、ゴブリンが登場する物語ですが、この物語の中には、人間をそそのかして、見かけだけの美しい果実を味わわせようと跳梁跋扈する不気味なゴブリンたちが描かれています。

ヨーロッパには、人間が妖精たちの開いている市場に紛れ込んでしまったという体験談が多数、伝わっています。これは、一般に「フェアリー・マーケット(妖精市)」などと呼ばれる伝承のパターンですが、この「妖精の市場」に紛れ込んでしまった人間は、多くの場合、手痛い目に合うのが普通です。たとえば、半身が麻痺してしまったり、気がふれてしまったりするのです。また、妖精の差し出す食べ物を口にするという行為も、ヨーロッパではタブーとされています。妖精の食べ物には魔力があって、大抵の場合、妖精市に紛れ込んでしまった人と同様に、それを食べてしまった人にいい結果は訪れません。

クリスティナ・ロセッティは、これらのヨーロッパの妖精伝承を踏まえた上で、独自の世界観で『ゴブリン・マーケット』を書きました。ここに登場する市場(マーケット)は、妖精たちが買い物をするために開かれた市場ではなく、人間たちを騙すために、ゴブリンたちに用意されたものであることが、特徴的です。姉のローラは、ゴブリンたちが売る果物の甘美な味を知ってしまい、もう一度食べたいとゴブリンの谷へと向かうのです。ところが果物を売ることを拒まれて病気になってしまいます。妹のリジーは、ゴブリンたちの誘惑と戦いながら、何とか姉を救い出そうとします。これが『ゴブリン・マーケット』の物語のあらすじとなっています。この話では、ゴブリンたちの果実の効力は非常に強力で、ローラが果実にとり憑かれる様子は、鬼気迫るものがあります。

さて、妹のリジーが見たゴブリンたちの印象的な姿を『ゴブリン・マーケット』から引用しておきましょう。

One had a cat's face,
One whisked a tail,
One tramped at a rat's pace,
One crawled like a snail,
One like a wombat prowled obtuse and furry,
One like a ratel tumbled hurry-scurry.
Lizzie heard a voice like voice of doves
Cooing all together:
They sounded kind and full of loves
In the pleasant weather.
原文:Christina Rossetti "Goblin Market"

1匹は猫の顔してて
1匹はしっぽを振ってて
1匹はネズミみたいに駆け回る
1匹はナメクジのようにはい回り
1匹はウォンバットのようにのろまでふっさふさ
1匹はアナグマのように慌しく転がってた
リジーは鳩のような鳴き声をきいたよ
みんな一斉にホウホウホウ
素敵なお天気の日の
やさしさと愛に満ちた音
訳文:greenbard

クリスティナ・ロセッティによって描かれたゴブリンは、何と正体不明で不気味なことでしょう。まさに跳梁跋扈という言葉が相応しいと思いませんか。

ゴブリン社会と身分制度 ~J.マクドナルドのゴブリン

ゴブリンの登場する有名な小説の1つに、ジョージ・マクドナルドの『王女とゴブリン』があります。この『王女とゴブリン』には、詳しいゴブリンの生態が描かれています。もちろん、これは小説であって、実際にヨーロッパに伝わる伝承のゴブリンとは、異なる部分も多いかもしれません。けれども、キャサリン・ブリッグズ女史は、マクドナルドが描くゴブリンは、農民が信じるゴブリンのイメェヂに忠実だ、として賞賛しているので、それに倣って、ファンタジィ事典でも、紹介してみることにします。 『王女とゴブリン』で紹介されるゴブリンたちは、古い時代には人間と同じように地上に棲んでいて、その頃は、姿も人間にそっくりだったと説明されています。けれども、地上が人間のルールで縛られているのが気に入らなかったのか、彼らは、やがて地下の洞窟に逃げ込んでしまうのです。それから代を重ねるうちに、彼らの姿は奇怪なものに変わってしまい、今のような姿になったのだというのです。彼らは自然にできた洞窟の中に集団で棲んでいて、社会を持ち、国王や王妃がいて、身分制度まで持っているのです。

ゴブリンたちは、地下へ逃げるときに、家畜として飼育するために、一緒に動物たちも連れて行ったようで、これらの動物たちも、ゴブリンたち同様に、地下に棲む間に姿がおかしな風に変わってしまっていて、もはや、元がどんな動物だったのか、分からないほどであるといいます。まるで子供の落書きのような姿であると説明されています。

マクドナルドが描くゴブリンは、頭が異常にでかく、足が柔らかいといいます。彼らの足は退化しているため、足の指がないのです。けれど、靴をはかず、足を踏まれると逃げ惑います。また、歌が嫌いだというのもゴブリンの弱点の1つであると紹介されています。しかも、古い歌よりも、新しい歌が嫌いなので、即興で歌を作って聴かせると、逃げ出すので、彼らを追い払うことができるのです。 『王女とゴブリン』では、貴族制度を持っているゴブリンが描かれていますが、そこには王様もお妃様もいます。王様の周りには取り巻きの貴族たちもいます。けれども、この体制で、ちゃんとした政治が執り行われているのかというと、それは大いに疑問で、どうやら、ただ単純に、身体の大きなものが偉いらしく、一番大きなゴブリンが王様におさまっているだけのようです。『王女とゴブリン』に登場した王様ゴブリンは120センチで、王様の取り巻きたちは90センチぐらいということになるでしょうか。

さて、ここで描かれているゴブリンですが、彼らは、妖精の総称というよりは、ゴブリンという名前の妖精の一種族であるかのように振る舞っている印象を受けます。次に紹介する作家はトールキンですが、彼は子供の頃、このマクドナルドの小説が大好きであったそうです。そして、おそらくはこのゴブリンのイメェヂを踏襲した上で、彼は『ホビット』や、続く多くの小説の中で、で自らのゴブリン像を描き出していくのです。

オークの英語訳 ~J.R.R.トールキンのゴブリン

おそらく、現代のゴブリンのイメェヂをもっとも端的に表わしているのが、J.R.R.トールキンの作品群でしょう。『ホビット』には、多数のゴブリンたちが登場します。彼らは集団で洞窟に棲んでいます。主人公のビルボ・バギンズは、ゴブリンたちの棲んでいる洞窟に迷い込み、そして、仲間たちとはぐれてしまいます。そんな洞窟の奥の洞窟湖で、彼は不思議な指輪を手に入れるのです。この指輪は、指に通すと姿が見えなくなるので、彼はそれを用いて、命からがら、ゴブリンの洞窟から無事に脱出することができたのでした。

さて、『ホビット』が書かれた当時、トールキンはゴブリンという言葉も、オークという言葉も、あまりはっきりと区別して用いていなかったようですが、後に『シリマルリルの冒険』や『指輪物語』などが書かれる段階になると、悪役はオークだけに限定されます。おそらく、エルフという一族に対して、オークという悪意ある一族という位置付けが敷かれたのでしょう。後に改訂された『ホビット』では、序文に続いて「ルーン文字について」という章があり、そこに以下のような注意書きが付されています。

オーク(食人鬼)は英語ではありません。この呼び名は一、二ヶ所に登場しますが、通常はこれの英語に翻訳された形ゴブリン(悪鬼)―大型の種の場合はホブゴブリン―が用いられます。つまり、オークというのは、当時のホビットたちがゴブリン(悪鬼)のことをさして用いた呼び方だったわけで、シャチなどの海洋生物をさす英語のorc、orkなどとはまったく別の言葉です。

トールキンの物語は、本来、西方語で書かれていた文書を、トールキンが英語に翻訳したという設定のもとに書かれているのですが、西方語の「オーク(正確にはオルク)」を訳すにあたって、トールキンが「ゴブリン」という言葉を用いたということになります。したがって、トールキンが『ホビット』の中で描いたゴブリンは、オークのことなのです。そして、ここではホブゴブリンについても言及されている。これはオークの中でもさらに強いオークで、西方語ではウルク・ハイと呼ばれるもののことを指すのでしょうが、トールキンは、これを「ホブゴブリン」として翻訳することにしているのです。本来は、ホブゴブリンはいい妖精のことを指すのであって、大抵の場合、ゴブリンよりも小さいことが多いのです。もちろん、トールキンだって、大型ゴブリンのことを指すわけではないことぐらい、重々承知していたことでしょう。けれども、どうやら、彼は清教徒によって歪められたホブゴブリン像の方を採用したようです。

ゴブリンの一人立ち ~D&Dのゴブリン

最後にゲームに登場するゴブリンについて書いておきたいと思います。本来は悪い妖精の総称であったゴブリンですが、現代では、まるで妖精の一種族であるかのように振る舞い始めます。ジョージ・マクドナルドの描くゴブリンはすでに一種族のような印象を与えますし、トールキンがエルフという種族に対してオークという種族を創造し、それにゴブリンという英語訳を与えたことで、さらにゴブリンは一種族、一妖精の名前であるかのような印象を与えたと言えます。

それをさらに決定的にしたのは『D&D(Dungeons & Dragons)』でした。TRPG(テーブルトーク・ロール・プレイング・ゲーム)の『D&D』の説明書には、はっきりと「コボルト<ゴブリン<ホブゴブリン<オーク」の順で強さが定義されていて、犬の顔のコボルト、醜い小人のゴブリン、豚の顔のオークとして紹介されています。ここにきて、単なるゲームの悪役として、ゴブリンたちは分かりやすく記号化されてしまいました。本来はゴブリンもコボルトもほとんど同じような妖精を指していたはずです。その上、ゲームにおいて、ホブゴブリンがいいゴブリンではなく、大型のゴブリン、ちょっと強いゴブリンとして明確に位置付けられてしまいました。これらの記号化は現代のファンタジィ小説やゲームなどで踏襲されて、よくも悪くもゴブリンのイメェヂ、ひいてはコボルトやオーク、ホブゴブリンのイメェヂを固定してしまったと言えるでしょう。けれども、当初のゴブリンは、もっともっと複雑で、色々な要素を持つ妖精のことを指していた言葉だったのです。

≪参考文献≫

* キャサリン・ブリッグズ『妖精事典』(冨山房,監修:井村君江)
* キャサリン・ブリッグズ『妖精Who's Who』(ちくま文庫,訳:井村君江)
* 井村君江『妖精とその仲間たち』(ちくま文庫)
* 水木しげる『妖精画談』(岩波新書)
* 草野巧『妖精』(新紀元社)
* キャロル・ローズ『世界の妖精・妖怪事典』(原書房)
* 篠崎砂美『妖精辞典 異世界からの来訪者』(ソニー・マガジンズ)
* 草野巧『幻想動物事典』(新紀元社)
* 健部伸明と怪兵隊『幻想世界の住人たち』(新紀元社)
* 草野巧『図説モンスターランド』(新紀元社)
* 笹間良彦『世界未確認生物事典』(柏書房)
* フレッド・ゲティングズ『悪魔の事典』(青土社)

* ジョージ・マクドナルド『王女とゴブリン(The Princess and the Goblin)』
* クリスティナ・ロセッティ『ゴブリンの市(Goblin Market)』
* J.R.R.トールキン『ゴブリンの足音(Goblin Feet)』
* J.R.R.トールキン『ホビットの冒険(The Hobbit)』
* J.R.R.トールキン『指輪物語(The Load of The Rings)』