アサッルヒ

[メソポタミア神話]

名称 𒀭𒍂𒇽𒄭dasal-lu2-ḫi〕(アサッルヒ)【シュメル語】
※楔形文字の表示には対応フォント(Noto Sans Cuneiformなど)が必要です。
容姿不明。
特徴エンキ神の息子。呪術神。クアラ市の守護神。

呪術を司る意外と大事な神さま

アサッルヒ神はシュメルに古くから伝わる呪術神。エンキ神の息子とされ、呪術の結びなどでは決まってエンキ神と一緒にアサッルヒ神の名前が挙げられる。

バビロン市の守護神のマルドゥク神も呪術を司る側面があったため、アサッルヒ神と結びつけられ、同一視されている。このため、マルドゥクもエンキ/エアの息子として扱われるようになっていく。

人々を病気にする悪霊を追い払うのも呪術の重要な役目で、アサッルヒ神は医術とも結びついている。また、人間とエンキ神との仲介の役目も負っている。神像をつくるときにも、神さまを神像の中に招き入れるためにアサッルヒ神は重要な役割を果たした。