2015年1月25日 ボクがテレビの報道に期待すること

朝からISのニュースばっかり。でも、ふわふわした情報ばっかりだ。写真と声が本人か確認しているなどと伝えているけれど、偽者を用意する方が容易じゃない。彼を脅して原稿を読ませるというのが一番、手っ取り早いわけで、みんな、その可能性を考えているはずだ。それなのに、メディアはそう断言しないことで、どこかに逃げ道を用意している。

最近、テレビのニュースは視聴者の思考回路よりも愚鈍だ、と思う。そもそも早さで言えばインターネットの情報の方が圧倒的に早い。それに比べて、ちゃんと編集されているという意味じゃ、妥当性とか正確さとかがテレビの強みなのかもしれないけれど、反対にそれがネックになって、いろんなしがらみの中で、曖昧なまんま報道することも多くなっている。そういうのなら、あんまり意味がない。

爆笑問題の太田が珍しくまともなことを発信している。メディアは喋りすぎ。本当にそう思う。曖昧なまんまで、時間枠を埋めるために、いろんな人のいろんなコメントをまき散らして薄めている。それも、どうだかなあ、という印象。

最早、時代遅れのメディアになっているのだろうか。インターネットの玉石混淆を正してくれる、という役割を、ボクはそれでも、まだ、テレビに期待しているんだけど。