2014年11月26日 時間の使い方

今、ナイジェリアにいる。治安を確保する意味で、かなりリッチなホテルに泊まらせてもらっている。バーもあるし、プールもあるし、インターネットもある。でも、内心、腐っている。ホテルに缶詰というのは、こういう状態か、と思う。どれだけリッチなサービスがあっても、結局、飽きてしまう。

家にいるという当たり前のことが、とても素敵だ、と思える。何しろ、自分で自分の生活をカスタマイズできるのだ。絵を描く道具もあるし、読んでいない本もたくさんある。着替える服も選べるし、食べたい料理がつくれる。大音量で鳴るスピーカもないし、使い慣れたスキャナもプリンタもない。ホテルは、そういう当たり前のことが大きく制限される。

最近、仕事で1か月とか海外に行ったりする。残業はないし、育児に時間を取られることもないし、ちょっとした家事だってやらなくていい。時間は有り余っているはずなのに、でも、本当にやりたいことは何も出来ていないな、と感じる。ホント、もったいない過ごし方だと思う。

当面はこういう海外生活が続くので、何とか改善しなくちゃいけない。ホテルでできることとできないことを、もっと精査する必要があるだろう。ホテルでもできるように旅支度を改善する必要もあるだろう。

最近、まめに「日々の雑記」を更新するようにした。これはホテルでもできることのひとつだからだ。ちぃ子がWordPressでウェブサイトを構築してくれたので、どこからでも更新できるのである。それから読書。昔買って読まずに仕舞い込んでいたベスト・セラーなんかをスーツ・ケースに入れて、持ってきて読んでいる。ほかにはどんなことが出来るだろうか。いろいろと考えている途上である。