2014年11月25日 フィクションを楽しむことも大人の嗜み。

小学4年生になりすました20歳大学生が話題になっている。でも、ウェブサイトなんてそもそも匿名の世界で、昔からネカマもいるし、嘘っこプロフィールなんて溢れ返っている。基本的にボクはウェブサイトの情報なんて信用していないし、ましてや管理人の素性なんて信じない。ボクの「日々の雑記」ですら、実のところ、フィクションの部分もある。そんなものだ。

だから、小学4年生というフィクションも、ボクは「あり」だと思う。与えたインパクトが大きかったからバッシングされた。でも、ウェブサイトなんてそんなものだ、と大人が割り切ってインターネットを使っていないから「騙された!」と憤る。いい大人なのに、インターネットの情報を鵜呑みにするのが悪い。

そもそも、本当にやいのやいのと騒いだ人間というのは、その大部分が、「フィクションだ」と分かっていながら、それを暴いてやろうというひねくれた人間だったのだ、と思う。今も昔も、オンラインの住人はひねくれ者が多い。そうやって「真実」を暴き立てて正義面をする。そういう作用が、残念ながら、インターネットにはある。マスコミまでもが、そういうひねくれ者に賛同して騒いでいるのだとしたら、大問題だ。うーん。