2020年8月8日 脱・TOEICのすゝめ

ここのところ、TOEIC事務局がやらかしている。2020年1月のテストを最後に、ずぅっと新型コロナウイルス感染症の影響でテストを中止していたTOEICだけれど、三密回避の対策をとって、ようやく第252回の申し込みが始まった。定員制かつ先着順という判断だったわけだけれど、7月8日の申し込みの日、10時00分に希望者が殺到して、サーバがダウンして、何度かトライすると繋がるような状況。我が社のメンバーも申し込もうとトライしたけれど、結局、仕事をしながらサイトに何度もアクセスすることはできないので、断念。昼休みにアクセスしたら、もう定員に達していた。

働いている大人からしたら、10時00分の申し込みであっという間に定員になってしまうのでは申し込めない。おそらく、そんな苦情があったのだろう。8月5日の第253回は申込時間を12時00分からに変更された。ところが、今回もあっという間にサーバがダウンして、TOEIC事務局は急遽、申し込みを中止した。

そして8月7日、抽選での申し込みに変更された。その上、申し込みと同時に支払うシステムなので、取り敢えず、先払いしておいて、抽選に漏れた人に返金する対応。返金までに2~3か月掛かるとの案内だった。なるほど、申し込みと支払いが一括のシステムで、これを変更できないから先着順という無茶な選択をしていたのだな、と納得すると同時に、先払い・返金の対応では、我が社の経理が対応できないのでは、と思って社内で緊急の会議を開く羽目になった。

前回、サーバがダウンしたのに、大した対策もしていないわけだし、全ッ然、新しいことではないので、想定される受験者の数も分かっているだろうし、その上で、7月8日から8月5日まで、ほぼ1か月あって、システム変更とか諸々、いろんなことを実装しないまんまでいたわけで、その上で、先払いさせて返金するなんて無茶苦茶だなー、と思う。殿様商売だなー、というのが正直な印象だ。

個人的には、さようならだなー。ボクは今後、TOEICを受験することはないだろう。結構、テストも長時間で体力を使うので、拷問のようだな、と個人的には思っていた。我が社の英語受験も、これを機に他のものに変更しようかな、と本気で考えている。どうだろうね。やっぱり、TOEICのネームバリューにみんな、のっかりたいのだろうか。こんなに対応がイマイチなのに、申し込みに1万人とか並んでいるんだもんなー。大手ってすごいなー。