2020年5月1日 目指す地点はポジティヴなのに、アプローチはネガティヴ!?

昨日の雑記の記事、ちょっと誤解を招くかな、と思ったので、追記。岡村隆史の件、チコちゃん降板を求める5,000人の不寛容な人々(現時点では署名は8,000人を越えているんだけど)について。

この署名活動の発起人は、一般社団法人Voice Up Japanだ。ジェンダー問題について考える組織らしく、公式ウェブサイトはなくなってしまっているけれど、FacebookやTwitterは動いている。

ボクは、基本的に、こういうジェンダー問題に異を唱えたいわけじゃない。あれは明らかに彼の失言だった。だから、Voice Up Japan等の団体が彼を非難するのは分かる。謝罪を求めるのも分かる。ボクもそこは概ねアグリーだ。ただ「チコちゃん降板」という1点は、同意できないし、看過できない。

ひとたび失言したらみんなで叩いて引き摺り下ろして制裁を与えてやろうという精神はあさましい。全ての正義に基づく活動は、相手を貶めることで達成されるわけではない。そんなことでは何も乗り越えられない。岡村隆史に猛省を促しつつ、本件についてみんなで考える。それで、よりよい社会にしていく。そのための前向きな方法を考えなきゃいけない。「失言したら失脚する」という制裁が世の中をよくするわけではない。そこがあさましいな、と感じるところで、不寛容な点だ。

2020年5月1日 宇宙人の図鑑ってないのかなあ。。。

つまらない話ばかりしても仕方がないので、別の話題を。

4月27日にアメリカ国防総省がUFOの映像を3本公開した。すでに巷に流出していたものだが、正式に公開した格好だ。こういう情報が出てきたことで、UFO愛好家は大喜びしているかもしれない。でも、グレイが運転しているとか、タコみたいな火星人や金髪美女の金星人が乗っているとか、三つ目のウンモ星人を目撃したとか、そういうことではない。あくまでも「未確認飛行物体」であって、アメリカ国防総省は「結局、何だかよく分からなかった」と言っているにすぎない。

でも、この時代になっても、何だかよく分からないということがあるのだなあ、と思って感慨深い。人工衛星が飛び回っていて、航空管制で上空の状況が把握できる時代になって、それでもなお、アメリカ国防総省が「結局、何だかよく分からなかった」と言うのだ。

逆に言えば、アメリカ国防総省の目をすり抜けて飛んだ「物体」があるというのは、宇宙人の有無はともかくとして、怖いことだなあ。