2020年4月1日 ウェブサイトをリニューアル!!

4月1日だ。表題のとおり、ウェブサイト「ファンタジィ事典」のリニューアルを完了。海外を飛び回る生活の中で、結局、4年もかかってしまった。

具体的な変更点は、まずは「ヘッダー」だ。図書館の写真を配して、ちょっと格式のある雰囲気にしてみた。かちっと引き締まったデザインだ。そして、今まで2カラムだったものを、3カラムにした。五十音検索や分類別検索がしやすくなって、多少、ユーザビリティが向上するはずだ。

さらには、各項目の説明を順次、付して行っている。サンプルは「北欧神話」のページ。今までは「事典」として項目だけを更新していたが、それらの項目を繋ぐブリッジのようなページを作成することで、それぞれの項目を有機的に結び付けられる。

その他にも、細々したことをかけば、上に戻るボタンをつけたり、最終更新日が表示されるようになったりもしているし、将来的にコラムも追加できる仕様にしてある。

とは言え、テンプレートもそんなには変えていないし、表向きは劇的な変更にはなっていないかもしれない。でも、管理人として、裏側では大きな変更があって、全てのページをExcel上で管理し、メモ帳で作成するtxtファイルと紐づけながら、Excelマクロで全項目のhtmlファイルを自動生成するようにした。だから、テンプレートを一気に変えることもできる。

だから、将来的には属性検索みたいなものを追加できるように考えている。たとえば、火に関連する妖怪を全て洗い出して、各地域を横串にして提示するようなイメージだ。あるいは文献Aに登場する妖怪を全て引っ張り出してくるような使い方もできるかもしれない。

夢は膨らむなあ。取り急ぎ、これでプラットフォームは出来上がったので、ここから先は、いかにエンタメ感を導入して、読んで面白いものにしていくか。ここだけは、システムでは解決できないので、時間をかけてやっていくしかない。そのスタート地点に立ったところだ。

(ちなみに、Joomla!やWordPressみたいな既存のオープンソース型のCMSソフトウェアを使わずにExcelマクロで作成するのかと言うと、プラグインなどの仕様変更が激しかったり、自動更新でデザインが壊れたりするから。結局、誰かのプラットフォームに乗っかると、運営の都合に振り回されるから嫌なのである!!)

2020年4月3日 宮迫のセレブ米に思うこと

雑誌フラッシュで、宮迫が米を8キロ、買い溜めしたという記事が出ていて、いやいや、かなり悪質な記事だな、と感じていた。別に誰がどんなタイミングで何を買おうが自由だし、ましてや米を8キロだし、このタイミングで宮迫を貶めようという悪意しか感じない記事だ、と思った。

そうしたら、YouTuber宮迫が、4月1日の投稿でヒカルと組んで、フラッシュに凸っていた。ただただフラッシュの対応が悪く、よくもまあ、あれで出演をオーケィしたな、という感じ。会社としてありえない。光文社として、あれで大丈夫なのかな。会社の看板を提げて仕事しなきゃいけないのに、これはヤバいな、という感じ。テレビみたいに編集されていないからこそ、都合よく編集したみたいな言い逃れができない。視聴者の前に、ぽん、と会話が突きつけられて、どちらに義があるか考えてください、と手渡される感じ。

いずれにしても、ヒカルが企画したのなら、祭りクジと同じで、かなり切り込んでいるし、祭りクジに通じるものがある。宮迫も、よくこの企画に乗ったな、と思う。テレビ芸人では絶対に怖くてやらない企画。彼も遂にYouTuberになったのだなあ、と感じた。

買い物というのは、非常にプライベートなものだ。特に何を買うかというのは、私的な趣味嗜好が出やすいので、レジは個人情報に満ち溢れている。酒とつまみを買うおっさんを見れば、ああ、これから家で飲むのだな、と分かってしまう。冷凍食品とか惣菜をたくさん買い込んでいる親子を見ると、ああ、この親は普段、あまりあ料理はしないんだな、と感じる。値引きされたものばかり買っている若者を見ると、すごい執念だな、と思うし、ポケモンやアンパンマンがデザインされたパンやお菓子を買っているのを見ると、ああ、この人には小さな子供がいるのだな、と分かる。

ボクはものすごく小食なので、お昼はほとんど食べない。だから、コンビニでパン1つとか
店員さんにケチだな、と思われたくないので、ちょっとした見栄で、量は少ないけど高額なものを買う。こういう風に、流出する情報を偽装することも日常茶飯事だ。

このように、買い物には、斯くも個人情報に溢れている。

個人的には、買い物と言えば、「本」なんて、ものすごい個人情報だよなあ、と感じる。読んでいる本で、思想とか哲学、価値観なんかが諸にバレる。大学生の頃、ブックオフで働いていたことがあるが、小学校の頃の先生が来た。そのときに、創価学会の池田さんの本を買われた。彼が創価学会員なのかどうかは定かではないけれど、でも、購入するからには、そうなんだろうな、と想像した。そして、仮にそうなのだとしたら、原価で買って池田さんに印税を入れろよ、ケチなやつだな、と思った。こういう風に、情報が、実は流れ出している。

だから、週刊誌が芸能人の買い物行為にまで切り込むのは、これはもう少し慎重になるべきだ。

2020年4月16日 日本はアマビエが厚労省の公式マスコットに、インドネシアでは……

新型コロナ対策として、一時期、ネット上で「アマビエ祭り」が盛り上がりを見せていたが、11日、遂に厚労省が外出自粛の呼び掛けとして、公式に妖怪アマビエを起用して、ニュースになっていた。政府も、若者に迎合しようと一所懸命で、それはそれで有効だと思うので、総理が星野源に乗っかっても、まあ、ある種のPRだと思って、温かく受け止めてあげればいいのに、と思うボクである。何もしないよりは、こうやって若者文化に迎合していく方が、大局的には楽しいし、効果的だ。

さて、インドネシアでは、コロナ対策に妖怪ポチョンが担ぎ上げられて話題になっている。

「亡霊」が外出抑制に一役 インドネシア

14日のBBCの記事だ。記事では「ポコン」となっているが、YouTubeのホラー動画でお馴染みの「ポチョン」だ。JKT48の「ハロウィン・ナイト」でも、「ポチョン」の格好をしている女の子がいたけれど、インドネシアでは非常に有名なお化けである。

こういう風に、妖怪とかお化けが、コロナ対策として出張ってくる辺り、時代だよなあ、と思う。妖怪がメディア上でエンタメになっている。そういう妖怪の在り方も、面白いものだなあ、と思う。

2020年4月17日 インドネシアの妖怪、フィリピンの妖怪!?

インドネシアのニュースを昨日、紹介した。インドネシアの妖怪「ポチョン」に扮した若者が新型コロナウイルス感染対策として、町に出ているというニュース。それに引きずられる格好で、ファンタジィ事典もインドネシアの妖怪をいくつか更新した。スンデル・ボロントゥユルポチョンポンティアナックだ。そして、ついでにフィリピンの妖怪も載せておこうと思って、エクエクチャーナックマナナンガルワクワクも更新した。インドネシアもフィリピンも、仕事で行ったことがある。だから、何となく馴染みがあって、妖怪も調べたりする。どちらも、おどろおどろしい点で、何となく似ている。もっともっと有名になってもいいのにな、と感じる。

2020年4月22日 母、してやられたり!

6歳の息子のツクル氏はかなり潔癖で、皿の中で食べものが混ざるのを嫌がる。母が「どうせお腹の中で混ざれば一緒だから、早く食べて!」と言って急かしたら、「ママー、味を感じるのは舌ベロだから、お腹の中じゃないんだよ」。母、ギャフン!

2020年4月25日 念願のエジプト神話に着手!!

この新型コロナウイルス下なので、1週間くらい引きこもってファンタジィ事典をいじっていた。念願のエジプト神話の項目が形になった。有名な神さまというのは、たくさんのエピソードがあったり、解釈があって、時代や地域によってもいろいろと変遷していく部分もあるので、それらを咀嚼して、情報を整理してまとめるのは一苦労。でも、概ね、形になった。今回の更新は、イウヌゥ(ヘリオポリス)の神話を軸にしたものなので、本当は、プタハ神とかアモン神、それからアテン神なんかもあるし、もっとエジプト神話の懐は広いのだけれど、全部、やってから更新だと大変なので、取り敢えずはヘリオポリス神話の部分だけ。太陽神ラー、創造神テム(アトゥム)、冥界神ウシル(オシリス)、天空神ヘル(ホルス)なんかが解説できたので、まあ、これはこれで、一段落だろう。

2020年4月26日 少しでも社会にエンタメを!

新型コロナウイルス対策で世の中、暗くなっている。こんなご時世なので「少しでも社会にエンタメを!」ということで、我が家の鯉のぼりを庭に引っ張り出した。6号タイプなので6mくらいある。横浜の町にしては大きいサイズなのでインパクトがある。川の向こうからも見えるので、社会にほっこりした空気を提供できるのではないか、と期待している。

2020年4月29日 指定されたページは存在しません!!

先日まで、エジプト神話を更新するために根を詰めていた。でも、先週、それも終わって、久々にのんびりとしたお休みだ。新型コロナウイルス対策下なので、おいそれと外を出歩くこともできないので、htmlでもテコ入れしようと「ファンタジィ事典」をちまちまとイジっている。今のところ、「ファンタジィ事典」はfaviconをつけていないので、それもやらなきゃいけないなあとは思っている。でも、どうせなら面白いことがしたいなあ、と思い、それならば、と「HTTP 404」のページ作成に精を出す。他の妖怪の解説と同じような雰囲気で「HTTP 404」のページをつくる。気付かずに、普通に読んでしまいそうな雰囲気。しかも、張り切って絵まで描いてしまった(笑)。ああ、こういうのは4月1日にやればよかったんだなあ!!

404

2020年4月30日 5,000人の不寛容な人々

今日はスピノサウルスの尻尾の話とか、アメリカ国防総省のUFOの話なんかを書こうかと思っていたんだけど、ちょっと気になったので、これらの話はまた後日。

岡村隆史の件である。すでにあちこちで報じられているとおり、深夜ラジオの発言で炎上(?)している。「炎上」というのは語弊がある。週刊誌に報じられて「炎上」させられている。インターネット上の署名サイトでは、NHKの人気番組『チコちゃんに叱られる!』からの降板を求める署名活動が進められていて、5,000人が賛同しているという報道もある。

ボクは常に「寛容さ」を訴えている。岡村の発言を擁護するつもりはない。でも、一方で、彼が常に問題発言を繰り返しているわけではない。あの発言だけを切り出して、だからと言って、彼から職を奪ったり、収入を奪ったりすべきほどの悪質さが、そこにはあっただろうか。我々は法治国家に生きている。法で裁かれる以上の刑罰を与える権限なんてないし、そもそも、たったひとつの失言で職を奪っていいはずがない。

世論に忖度するテレビである。この署名活動になびくという決断をするかもしれない。もしもそうだとしたら、テレビ業界はオワコンだ。宮迫を追い出し、徳井を追い出して、岡村まで追い出したら、もう、訳の分からない世論というモンスターに従うだけの、主体性のない存在だ。そんなテレビなんて信用できない。

署名した5,000人というのは、決して、世論じゃない。テレビ局の味方でも、NHKの味方でもない。他人の失敗を叩かずにはいられない不寛容な人々だ。そんな彼らを承認してはいけない。不寛容が王道になる社会なんて、望ましいはずがない。ダメ、絶対。

2020年4月30日 Google先生にも祝われるが……!?

何を隠そう、本日はボクの誕生日。祝え! ……ということではなくって(笑)。最近、SNS上で誕生日が表示されるので、普段、疎遠な人から「誕生日おめでとう!」のメッセージが来たり、LINEなんかで祝われたりする。返信するのが面倒なので、例年、スルーしているのだけれど、それはそれで大人げないような気もして、今年は真面目に返してみている。

さて、本題はそんなところではなくて、Google先生である。検索しようとGoogleを立ち上げて検索したら、Googleにまで祝われた。YouTubeを利用するためにアカウント登録していて、それがGoogleと連動している。でも、こうやって誕生日を祝われてみて、はた、と検索とかも含めて、いろんな情報が抜き取られていることを強く再認識。誕生日を迎えて、その事実に恐れ戦いた今日である!!