2019年10月26日 新しいことを学ぶ。

高校になると、科目が選択制になる。だから、たとえば、理科だと、物理、化学、生物、地学などの中から1つないしは2つを選択することになる。社会だと世界史、日本史、倫理、現代社会、地理などから選ぶ。

ボクは高校生のときに、理科の中からは物理と化学、社会の中からは世界史と倫理を選択した。でも、今になって、ボクは理科・社会のおさらいをしつつ、新たに生物や現社の勉強を始めた。いくつになっても、新しいことを知るのは楽しいもので、いろいろな発見がある。

2019年10月27日 馬から落ちて落馬する!?

意外と略語というのは危険だ。たとえば「HTML言語」という表現を見かけるが、厳密には「HTM言語」だ。何故なら、「HTML」の「L」は「language(言語)」だからだ。ボクはよく知らずに使っていたこともあるが「HIVウイルス」も、実は「V」が「Virus(ウイルス)」なので重複している。意外と当たり前に使われている「IT技術」も「T」は「Technology(技術)」なので、おかしなことになる。「JIS規格」の「S」も、厳密には「Standard(規格)」なので、本来は「JI規格」とすべきだったのだろうが、もう広まってしまったので今更、という感じだろう。「SUV車」というのも、「V」が「Vehicle(車)」だ。

実は外来語というのは、我々はよく理解しないで使っているケースも多い。「サハラ」は《砂漠》なので、「サハラ砂漠」は「砂漠砂漠」になってしまう。「ゴビ」もそうだ。「ゴビ砂漠」は「砂漠砂漠」。有名なのが「チゲ鍋」。「チゲ」が「鍋」なので「鍋鍋」になっている。意外と知られていないかもしれないのは「サンスクリット」。これは《洗練された言語》という意味なので、「サンスクリット語」とは言わない。専門家は気をつけているけれど、素人は「サンスクリット語」と呼んでいるだろうな、と思う。「ハングル」も同じ。「ハン」が韓国、「グル」が「語」なので「ハングル語」と訳したら間違い。

日本語でも重語というのはしばしばやってしまうのであって「違和感を感じる」などと言ってしまったりするけれど、日本語だとおかしいな、と気づくことができる。でも、略語や外来語は、深くその意味を考えないことが多いので、ともすれば、誤用する。