2017年2月17日 自称ネットアイドルって何!?

今日は何を書こうかな、といろいろとリストを検討していたけど、全部、ぶっ飛んでしまった。

金正男がマレーシアで殺されたが、犯人の女性がネットアイドルで、しかもイタズラビデオの撮影だと信じていたと報道されている。もう、何が何やらでビックリしている。もし報道が正しいとすれば(以下、その前提で書くが)、25歳とか28歳になって、見ず知らずの飛行機の乗客に向かってスプレーをかけちゃうあたり、もう、頭がどピンクだと思う。そのVTRの何が楽しいのかも分からないが、怖いもの知らずにもノリだけでそういう行動に走れるのは高校生か大学生までだろう。世も末だなあ、と思ってしまう。

Youtuberとか、結構、過激なことをやる人たちがいるけれど、でも、長く生き残っている人たちはそれなりに戦略的で、巧妙だと思う。若くて始めたばかりの頃には過激さが暴走している。でも、続けていくうちに、ちょうどいい按排みたいなものが掴めてくる。結局はそういう人たちが残っていく。過激であることが面白いのではない。最終的にはちゃんと見世物にしなければならない。ちゃんとその過激さを俯瞰して、視聴者が食べられるように味付けして演出してやらないとダメだ。闇雲にやっても視聴者はついてこない。今後も過激なことをやる若者たちは現れるだろうけれど、これ、肝に銘じておいた方がいい。

勝手知らない空港で、見ず知らずの乗客に対して謎のスプレーをかける。明らかに、悪ノリして自分を見失っている。その結果、途方もない代償を支払ったのなら、悲劇である。まあ、現時点では真相は分からないけどね。でも、本当だったらまるで小説のような展開だ。