2021年3月1日 自分が書きたいことを書くのではなく、相手が読みたいことを書く。

ボクもそんなに文章がうまい訳ではない。ついつい、自分が書きたいことを書いてしまう。でも、本当は相手が読みたいことこそ書くべきだ。文章を書くときに、読み手のことを想像することはとても大事で、ボクも、極力、読み手に思いを馳せて書くように心掛けている。

同僚の書いた「報告書」が酷くて、先方に受け入れてもらえなかった。それで、金曜日から、蜂の巣を突いたような大騒ぎになっている。自分で言うのも憚られるが、ボクは「報告書」を書くのが比較的、得意だ。多少、ロジカルじゃない部分があって、それは直されることもあるが、今まで「報告書」を書いて、先方から高い評価をいただいている。だから、駆り出された。でも、みんな、ボクが書いた文章にどんどん手を入れて滅茶苦茶にする。曰く「こんなに細かく丁寧に書いたらツッコミが入る」ということらしいが、細かく丁寧に書くのは、読み手が何も分からない前提だからだ。多少、くどいくらいに、いろんな情報を省略せず、説明してあげるから、どんな読み手も分かるのだ。それを怠って、自分勝手に書くから、受け入れてもらえない。そんなことを感じて、難しいもんだなあ、と思っている。