2020年4月16日 日本はアマビエが厚労省の公式マスコットに、インドネシアでは……

新型コロナ対策として、一時期、ネット上で「アマビエ祭り」が盛り上がりを見せていたが、11日、遂に厚労省が外出自粛の呼び掛けとして、公式に妖怪アマビエを起用して、ニュースになっていた。政府も、若者に迎合しようと一所懸命で、それはそれで有効だと思うので、総理が星野源に乗っかっても、まあ、ある種のPRだと思って、温かく受け止めてあげればいいのに、と思うボクである。何もしないよりは、こうやって若者文化に迎合していく方が、大局的には楽しいし、効果的だ。

さて、インドネシアでは、コロナ対策に妖怪ポチョンが担ぎ上げられて話題になっている。

「亡霊」が外出抑制に一役 インドネシア

14日のBBCの記事だ。記事では「ポコン」となっているが、YouTubeのホラー動画でお馴染みの「ポチョン」だ。JKT48の「ハロウィン・ナイト」でも、「ポチョン」の格好をしている女の子がいたけれど、インドネシアでは非常に有名なお化けである。

こういう風に、妖怪とかお化けが、コロナ対策として出張ってくる辺り、時代だよなあ、と思う。妖怪がメディア上でエンタメになっている。そういう妖怪の在り方も、面白いものだなあ、と思う。