2014年5月10日 教育と誠実さ

フィリピンに来て10日くらいが過ぎた。土曜日が来て、ようやく「日々の雑記」をWordに落とし込む。それだけで、少しだけ、気持ちを整理出来るから不思議だ。フィリピンでの出来事を整理して、落とし込めた。

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今回のプロジェクトでは、日本から最新鋭の機材を持っていった。でも、結果は不明確だ。何とも言えない感じ。ボクの使い方が悪いのか、そもそもの機械の性能がそういうものなのか、それなりに結果を評価するのに経験が必要になるのか。いずれにしても、明確にズバッと結果を示してあげられない。どう評価して、どうやって伝えようか。悩ましい。ケンさんは「嘘でもいいから言い切ることが大切だ!」と言う。「曖昧なポーズは見せない。これはこうだ!と言ったって、誰も分からない!」。まあ、そうだろうな、とは思う。こちらが教える側なのだから、そうあるべきだろう。先生が曖昧じゃ、生徒は大変だ。でも、一方では、そういうのは誠実ではない、とも思う。難しいところ。もう少しだけ、悩んでみよう、と思う。