2014年1月3日 伽藍堂

ちぃ子が出産してから、ずっと実家に帰省していた。今日は久々に自分の家に戻る。年賀状が届いているかもしれない。それを回収しに来たのだ。

人が住まなくなると、家は伽藍堂。凍えるような寒さだ。暖房を入れて、換気して、ようやく人の住む家になった。

もうしばらくは実家暮らしが続く見込みだ。両親の世話になる。でも、そのうち、ちぃ子とツクル君、ボクの3人での共同生活に切り替えていかなきゃいけない。どういう人生設計をしようか。がらん、とした家の中で、そんなことを考えてみる。人生、不思議なものだ。このボクが父親なのだ。今でもやりたい放題やっているのに、父親になってしまった、としみじみ想う。