2015年10月2日 不思議な歌

最近、ツクル君のお陰でNHK教育を見る。朝から「0655」や「ピタゴラスイッチ」、「デザインあ」など、なかなか秀逸な番組をやっている。今日は「シャキーン!」で変な歌をやっていた。タイトルは『ぼくはしらない』。地球が主人公の歌で、この世界について問うている。歌詞を引用してみよう。

『ぼくはしらない』
作詞・作曲:岩見十夢

教えてくれないか ぼくの 本当の姿を

とぐろを巻いた ヘビの上 一匹 カメが 乗っかっている
カメの 甲羅に ゾウ 四頭 背中で 大地を 支えてる

そういうふうに ぼくのこと 言う人達がいるんだ

世界の 中心 大きな木 しっぽ くわえた ヘビがすむ
海が 大地を 囲んでる さらに 山が すべてを 包む

こんなふうに ぼくのこと 思ってる人たちもいるんだ

他にも 丸くて 青いっていう話も あるみたいなんだけど
本当のところは どうなんだい?

教えてくれないか ぼくの 本当の姿を
自分を写す 鏡を 持っては いないから

教えてくれくれないか 確かめたことが ないから

ぼくは しらない 本当の姿を

不思議な歌詞だ。古代インドの世界観や古代ゲルマン人の世界観(ただしどちらも異説あり)について歌っている。そして、科学技術が証明した球体としての地球についてもさらりと歌う。子供番組なのに、変な歌だなあ、と思う。子供たちは、この歌の意味、分かっているのだろうか。