2014年3月14日 ロジカル派と感覚派と穴だらけ派

今日は朝から研究発表会。もう、ね。研究者でもないのに、毎年発表している感じ。4年目に突入だ。だからかどうかは分からないけれど、もう、慣れてしまった。怖いものなんかない。手応え充分。うまく発表できたな、と思う。

年々、小手先の技術がうまくなって、大した内容じゃないのに、面白い研究だなあ、という印象を相手に与えられるようなプレゼンテーションになっていく。そのうち、ボクも小保方さんみたいになってしまうのだろうか(こらこら!)。

印象として思うことは、間違いなく、みんな、PowerPointの技術は上がっていて、スライドのデザインはきれいだな、ということ。でも、その反面、全ッ然、ロジカルじゃないな、と感じる発表が多かった。

前者は、多分、若い人々が学生時代にPowerPointを使う機会が多くなって、上手に使い熟せている、ということだろう。後者は、周囲がどうこうというよりも、ボクが前よりもロジカルになって、ロジカルじゃない点が気になるようになった、ということだ、と認識している。ロジカルであるか否かは、どれだけ飾ってみても、誤魔化せない。だから、クリティカルだ。そういうことに、ボクが気がつくようになった、ということ。そういう意味じゃ、昔のボクは全ッ然、ロジカルじゃなかったし、穴だらけだったわけで、恐ろしいことだな、と、今になって肝が冷える感じ。まあ、ボクも成長したわけだよね。でも、大部分の人は、まだ、そういう境地に立っていないわけで、後になってとても恥ずかしい、と気がつくことだろう。あるいは気がつかないまんま、死んでいくか。後者だったら、それはそれでハッピィな人生だ、と思う。

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その後、エンドレスで飲み会。D課長がボクの慰労を込めて、誘ってくれた。それがとても嬉しくて、ほいほいとついていってしまったのが運のツキ、というやつだ。ぐへえ。でも、久々にD課長と熱いディスカッションを交わせた。S課長とも語り合えた。ボクが尊敬できるナンバ・スリーのうちの2人と飲めたのだから、これって、とてもラッキィな事象だ。