2017年2月6日 パソコンを開いたら個人情報がどどーん!!の巻

海外に出張するときに、会社でパソコンを貸与されるわけだが、今回、パキスタンで立ち上げたら、FacebookもYahooもGoogleもAmazonも、前に使っていた先輩がログインしたままの状態だった。彼のセキュリティの低さも大問題だが、会社側もウイルスチェックをかけてデスクトップのデータを削除するだけじゃなくって、ちゃんとクッキーや履歴もリセットして欲しいなあ。

心優しいボクは何一つ触ることなく、全てログアウトしてあげたが、世の中、必ずしも性善説では成り立たない。何しろ、いまやセンテンススプリングの時代である。情報はどんどん流出していく。

ボクは基本的に誰のことも信用していないので、毎回、自分でリセットして会社に返却して、「全部、やっておきましたよ!」と事務の女性に恩を着せるようなタイプである。でも、結果的にはやっておいて正解だったわけである。

それにしても、よくよく考えると、ログイン情報を記憶するという行為は非常に危険である。Facebookは個人的な事柄に過ぎないが、Amazonはカード番号が登録されているので、勝手に買い物が出来てしまう。GoogleやYahooは、メールにログインできるので、いろいろと個人情報が流出したり、送受信したデータが流出することも考えられる。もしかしたら、いまや家に泥棒に入ったら、金目のものを探すよりも、試しにパソコンを立ち上げて操作した方が、ずぅっといろんなものが手に入る時代かもしれない。

ボクの知り合いには、iPhoneもノートパソコンもログイン設定をしていない人がたくさんいる。彼ら曰く、毎度のログインが面倒くさいらしいが、それって、とても危険である。一方のボクも、よくパソコンを立ち上げたままで外出してしまう癖がある。別に家族に見られて困るものがないというのがその理由なのだが、泥棒さんのことまで考えると、家の中のこととは言え、非常に危険かもしれない。長期間放置したら、再度、ログイン画面が出るように設定を変えた方がいいかもしれない。