2014年10月8日 ジョークには、非常に高度なバランス感覚が必要だ。

ずぅっと、冗談を言う人が羨ましいと思っていた。ウィットに富んだ会話をする人が羨ましいなあ、と思っていた。最近、過激な先輩に感化されて、ボクもユルく砕けた感じになってきた。でも、自分で冗談を飛ばしながら、やり過ぎて、これは失礼じゃないか、とドキドキすることしばしば、だ。そういう意味じゃ、全ッ然、楽ちんじゃない。非常にバランス感覚が求められる。

知人に頼まれて、フィリピンにリカちゃん人形を持っていくことになった。電話越しに、「800gになる予定です!」というので、「それでは、万が一、荷物が800g超過したら、飛行機のエクセス料金はお願いしますね!」などと言ってみる。「心して6,000円、準備しておきます」との回答。そうしたら、本日、彼のご家族から、ご指定のリカちゃん人形が届いた。結構、大きな袋に梱包されて、いろいろと入っていそうな気配。「白い粉とか入っていないでしょうね?」などと言ってみる。「白くない粉は入っているかもしれません。どうぞ、中身を検めてくださいませ」との回答。

こういうコミュニケーションは、とても心臓に悪いな、と思う。相手が、どこまでを許容してくれるか分からない。距離感の探り合い、だ。しんどいにゃー。シンプルに、朴訥と会話している方が、ずぅっと楽ちんなのではないか、と思う。