2014年5月3日 まずは心臓から遠いところから!!

カガヤン・デ・オロ市に入ってからの最初の休暇。とは言え、非常に蒸し暑いので、ボクはダウンしている。午前中は頭痛に苛まれて、ベッドにごろん、と横になっていた。

午後からは復活して、町を散策する。大きな複合施設があっちこっちにあって、栄えているなあ、という印象。道路はガタガタだし、のんびりと自転車タクシーが走って大渋滞を引き起こしているし、電線はぐちゃぐちゃ、給水管も露出して地上を走っている。そんな田舎の景色に、突如、ででーん、ときれいな巨大施設が出現する。こういうのは、東南アジアならではなのかもしれない。

ボクは本屋を散策。でも、フィリピンの本屋は乱雑で、何がどこにあるのか、全ッ然、分からない。それでも、子供向けのフィリピンの神話・伝承みたいな本を発見。どうも、神話・伝承とか言いながら、民話っぽいな、と思ったので、購入は躊躇している。もう少し立ち読みしてから考えようと思う。

そうそう。エヌ井さんって、結構、フットワークが軽いというか、アクティヴな人だ。土曜日なので仕事としてはお休みなんだけど、2時間くらい1人でふらふらとカガヤン・デ・オロを散策していたらしい。しかも、ちゃっかり安いランドリィ・ショップを発見して、洗濯物を預けてしまったという。

ちなみにホテルは水しか出ない。どうやらボイラが故障しているらしい。ボクなんかは、まあ、こんなもんか、と思って諦めている。でも、エヌ井さんは諦めない。ホテルの人と連日連夜、いつ直るのかとか、今、どういう状況なのかとかコミュニケーションをとっている。エヌ井さんによれば、日曜日にはマニラからエンジニアが来て直すらしい。わざわざマニラからエンジニアを呼ばなきゃいけないとは、一体、どういう技術水準なんだ? うーん。

ケンさんは「まずは心臓から遠いところの水浴びから始めると、血管が冷えるので、身体が冷えます。そうすれば、そのうち、水が温かく感じられるようになります。慣れれば充分、温かい水ですよ」なんてアドバイスしてくれる。フィリピンは朝も夜も非常に暑いので、水のシャワーでも充分かもしれない。最近では、ボクもそう思うようになった。