2020年5月14日 ちゃんとドメイン名を確認してね!?

横浜市の偽サイトが登場したらしく、報道されていた。特別定額給付金がオンライン申請できるので、それを悪用して個人情報を盗み取るのだろう。ドメイン名を確認するように注意喚起しているけれど、少し遅い。こうなることは想定できたのではないか、と個人的には思っている。横浜市が遅いというか、国全体として、ね。そして、横浜市のこの「ドメイン名を確認せよ」という説明も、一般の人には分からないのではないか、と危惧する。

「私、押してちゃったかも? 大丈夫かな?」「リンク飛ぶとき、普通、urlなんて確認しないよね」などと囁き合っている社員が会社にいて、それはそれでビックリしてしまった。その上、「アドレスバーに鍵マークがついているサイトは安全だって聞いたよ?」などと言っている。うーん。全くネットリテラシが不足している。

基本、誰がつくったのか分からないウェブサイトからのリンクは信用してはいけない。常にYahooやGoogleなどで、直接、会社名などを入力して検索してウェブサイトにアクセスする。それを習慣化していないといけない。そういう教育を、ちゃんとしなきゃいけないよなあ、と思う。

大体、アドレスバーに鍵マークがついているのはSSL認証されているだけで、端末から情報を発信するときに暗号化されているということでしかない。ネットワークの中で第三者に盗み見されないという意味では安全だけれど、送り先の端末で暗号が復元されるわけだから、その送り先が信用できなかったら、安全とは言えない。うーん。