2014年8月5日 「Soft Opening」という選択

今日は早速、朝からMacasandig地区にて調査開始。その後、カガヤン・デ・オロ川を渡って、Balulang地区に移動して調査だ。既存の計測器の精度がどんなもんかを、日本から持っていった機材で調べる、という寸法だ。慣れないせいか、なかなか簡単に測定できない。今日はやっとの思いで3か所測定できた。でも、段々、彼らも慣れてきたみたいだ。明日は調子よくぽんぽんと測定できればいいなあ。

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夜はAleというお店でディナー・ミーティング。入り口のところに「Soft Opening」と書いてあった。ケンさん曰く、《試しオープン》というニュアンスの意味だそうだ。まだまだ正式なオープンの前だから、不慣れな点や不備があったら許してね、ということらしい。海外では、こういう開店もよくあるのだという。辞書で調べてみると、「部分開業」とか「一部開業」みたいな訳語が引っ掛かる。対する言葉が「Grand Opening」で、「全面開業」。そう言えばマカティのホテルもテレビの回線が引かれていないのに営業を開始していた。こういう「Soft Opening」みたいなやり方も、案外、ありなのかもしれない。こういう「Soft Opening」で不具合を発見して、修正して「Grand Opening」に持っていく。日本じゃ、あんまり聞かない用語なので、勉強になった。