ポレヴィーク
分 類 | スラヴ伝承 |
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Полеви́к 〔polevik〕(ポレヴィーク)【ロシア語】 Полево́й 〔polevoy〕(ポレヴォーイ)【ロシア語】 | |
容 姿 | 全身から草がはえた妖精。 |
特 徴 | 外敵から畑を守護し、怠け者を懲らしめる。 |
出 典 | - |
ロシアの村の畑の守護者!?
スラヴ伝承に登場する畑の精霊。その名前はロシア語で《野原,畑》を意味するпо́ле(ポーレ)に由来する。身体は泥のようで、身体からは草や麦わらが生えているという。白い服を着ているとされる。作物の高さに合わせて背丈を変えることができるため、なかなか人間に目撃されることはない。畑に入り込んだ旅人を迷わせることがある。怠け者が嫌いで、サボっている農夫を見つけると酷い目に合わせるという。また、畑を荒らす人間や、酔っ払って畑で眠ってしまう人間がいると鎌で切り殺したり、首を絞めて殺してしまうこともある。
《参考文献》
- 『Truth In Fantasy 事典シリーズ 2 幻想動物事典』(著:草野巧,画:シブヤユウジ,新紀元社,1997年)
Last update: 2020/05/13