ネーレウス

[ギリシア・ローマ神話]

名称Νηρεύς(ネーレウス)【古代ギリシア語】
容姿上半身は男性、下半身は魚。白髭をはやした老人。
特徴海の穏やかな側面を司る。予言の能力に長ける。
出典ホメーロス『イーリアス』、アポッロドーロス『ビブリオテーケー』ほか

穏やかな海を司る海の老人!?

ネーレウスはギリシア・ローマ神話に登場する海神。大海ポントス(Πόντος)と大地ガイア(Γαῖα)の子で、上半身は男性、下半身は魚の姿で描かれる。白髭をたくわえていて、ホメーロスには「海の老人」と呼ばれている。非常に賢明かつ温厚な神で、海の穏やかな側面を表した神とされる。船乗りたちにとっては航海の保護者であった。また、予言の能力に長けていた。ドーリス(Δωρίς)との間に50人、あるいは100人という大勢の娘たちを生んでいて、彼女たちはネーレーイス(Νηρηίςと呼ばれている。ネーレウスはエーゲ海の海底に宮殿を構え、娘たちとともに住んでいた。