チョンチョン

[チリ伝承]

名称Chonchon(チョンチョン)【マプチェ語】
容姿頭部だけの怪物。大きな耳を羽のようにして飛翔する。
特徴血を吸う。病人の死の前触れ。

でかい耳を羽にして、頭部だけが空を飛ぶ!?

チョンチョンはチリや南アルゼンチンに住むマプチェ族(アラウカノ族)の間に伝わる怪物。その姿は頭部だけの怪物で、異様に大きな耳がついていて、その耳でチョウのように羽ばたいて空を飛ぶという。名前の「チョンチョン」というのは、その独特の鳴き声に由来する。夜中にやってきて、病人にとり憑いて血を吸うといい、チョンチョンの出現は病人の死の前触れだと信じられていた。その姿は魔法使いにしか見えないとされ、一般の人々は「チュエ、チュエ、チュエ」という鳴き声しか聞くことができなかったという。

《参考文献》