2014年4月11日 鼻の穴に棲む不思議な生き物の引っ越し物語

本屋さんで『ハーナンとクーソン』という本を発見して、吹き出した。や、面白い本だったのだ。男の子の鼻の穴に棲む不思議な生き物ハーナンが、女の子の鼻の穴に棲むクーソンのところに遊びに行く。それから、彼らがいろんな鼻を渡り歩きながら、引っ越しをして、最後に安住の地を見つける。そんなお話だ。絵がかわいらしいし、鼻毛で遊ぶ彼らの姿が愛おしい。いいなあ、こういう発想。そして絵も非常にポップだ。買おうかなあ。どうしよう。悩みながら、帰宅。また、明日、考えよう。

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最近、ドリップ・コーヒーの淹れ方がうまくなった。豆の挽き加減も、お湯の温度も、お湯の分量も、そしてドリップのやり方も。今思えば、初めはお湯の温度も熱かったし、お湯の量も多かった。ドリップも、道具が悪いのか、と思っていたけれど、そうでもないらしい。ガスがいい感じに抜けて、お湯を注ぐとふわふわと膨らむ。こういう感じを出せるようになったのは、最近のことだ。何事も鍛錬だなあ。


『ハーナンとクーソン』
(作:山西ゲンイチ,大日本図書,2013年)