2014年3月31日 赤紙召集!?

まさかの赤紙召集だ。わはははー。ひとつの意思決定をした途端、話がトントン拍子。突然、1か月の海外派遣を命じられる。長いぞッ。しかも結構、危ないところだ。昨年の7月にレストランが爆破されて、6人が死亡しているような感じの場所。うーん、大丈夫かな。でも、まあ、心配していても仕方ないので、死ぬ気で頑張ろう(こらこら、洒落にならないぞ!)。

そんなわけで、4月の末からフィリピンのカガヤン・デ・オロ市に長期出張。ミンダナオ島はイスラームの過激派がまだまだ健在だ。イスラームって、教義的にはいい宗教だ、とは思うんだけど。のっけからムハンマドがジハードを謳いながら、戦争をやっちゃった所為で、やっぱり、どこか歪んでしまっている。戦争が正当化されちゃっている。本来のジハードは、「目標に向かう努力」だ。内的な努力と外的な努力があって、「聖戦」なんて訳しちゃ、本質的な訳にならない。でも、実際問題、ムハンマドはウンマ建設を掲げて外的な戦いを推し進めてきて、その結果、それもジハードのひとつになってしまった。

そんなわけで、20世紀の終わりから現在に至るまで、原理主義的なイスラーム勢力があっちこっちで暴れ回っている。フィリピンもその影響を少なからず受けている、ということだ。