2014年2月13日 細部に宿る魂の話。

会社の広告が公開された。車内横断プロジェクト・チームを組んでデザインしてきたもので、ボクも参加していた。実際には、上からのいろんな声があって、なかなかボクたちメンバの声が反映されなかった。だから、ボクのポスタじゃない、と思って冷めていたんだけど、実際、ずらり、と貼り出されたポスタを眺めたら、細部はやっぱりボクのデザインだ。あっちこっちで、ボクの細かいこだわりが具現化されている。そう思ったら、急に愛着が湧いて来るから不思議。

全体的に色は淡い。文字の量も多い。その辺は、入稿前にボクが気になっていたところだ。でも、最後まで鶴の一声のお陰で修正されなかった。結果、ボクの危惧したとおりになった。この辺はパワー・バランスだ。でも、彼も、色の淡さと文字の量の多さが気になったらしい。ボクが最後まで抵抗していた事実も、ちゃんと分かっているはずだ。何を感じているだろう。さてはて。

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プロジェクト・メンバで打ち上げ。ある人と意気投合して大盛り上がり。まさか「大人計画」、「新感線」、「ゲキシネ」、「ポツドール」なんてキーワードで盛り上がれる人間が同じ会社にいるとは思わなかった。しかも隣の部署で、いつも顔を合わせていたのに。一緒に飲んでみて初めて知ることもある。結構、マニアックなジャンルだと思うんだけど、変なところで意気投合。誰もついてこられないディープな会話だ。わはは。