2014年3月30日 君はミャンマー語を読めるか!?

そんなわけで、本日、ファンタジィ事典に「ザジャー・ミーン」、「ミーン・マハギリ」、「シュエ・ナベ」を更新。ミャンマーの項目の拡充に努めている今日この頃だ。そのうち、ミャンマー文字が発音できるようになるんじゃないかしら。今は、全ッ然、文字として認識出来ていないからなあ。どうやって発音するのか、さっぱり分からない。

ついでに、言語の話。ボクは、言語って発音できるというレヴェルと、読解できるというレヴェルがあると思っている。文字が発音できる、というのは、まず、言語を知るための第一歩だ、と思う。ボクからすれば、アラビア語なんか、全ッ然、読めない。発音できない。くるくる文字のミャンマー語もそうだ。文字として認識できない。アイルランド語なんかは文字としては認識できても、発音はできない。でも、古代ギリシア語とかラテン語だと、ほとんど文字と発音が一対一対応なので、読みやすい。ロシア語もそう。フランス語は、ちょっと難しい。でも、ルール化されている。英語はイレギュラな発音がたくさんあって、ルール化されていないので、実はかなり難しい。先日も「いいとも」でTyrannosaurusの発音をやっていて、誰も読めなかった。正解は「タイラノソー」。日本じゃ「ティラノサウルス」と読んでしまうけど、暴君を意味するtyrant(タイラント)と同じ、と思えば「タイラノソー」になる……かなあ。難しいなあ。英語は難しい。

そんなわけで、ミャンマー語。これは、まず、文字認識が難しい。見慣れない文字だ、というのもあるんだけど、文字と記号がくっついて、形が変わっちゃう。アラビア語みたいなもんだ。しかも、発音も難しい。ある程度、ルールはあるみたいだけど、文字の組み合わせによって、同じ文字でも発音の仕方が変わっていく。その辺が、結構、複雑だ。

ミャンマー語については、日本じゃ、あんまり教科書的な本もないし、解説してくれるウェブサイトも少ないので、完全に独学というか、切り拓くイメージで読んでいるから、実のところ、正しいのかどうなのか……。せめて、音声発音してくれるウェブサイトみたいなのがあればいいんだけど。でも、まあ、IPAを手掛かりに、細々と頑張っているし、これからも頑張っていこう、と思う。