2014年5月26日 備えあれば憂いなしって本当か!?

AKB48の握手会が惨劇に。フィリピンでlivedoorニュースを見て驚いている。ASKA逮捕よりもショッキングだ。しかも、個人的には最近、あんにん推しだったので、尚更だ。犯人、何を考えているんだか。全ッ然、分からないなあ。わあーってなっちゃったのかな。でも、ノコギリを持ち込んでいるから、計画的なのか。うーん。

オンライン上には犯人の顔とか、現場の写真が出回っている。でも、どうやらこれは嘘らしい。別の事件の犯人の写真と、別の事件の現場写真なのだとか。オンラインの情報は嘘が多い。自分で裏を取らなきゃいけない、なんて声が上がっている。でも、大昔っからそんなもんだった、とボクは思っている。オンライン情報は無料だけど、有料で販売している本にだってたくさんの嘘が混じっている。無料で、しかも発信者不明の情報なんて、本来、信頼出来ないのだ。

さてさて。AKB襲撃事件について思うことを書こう。メモ。

彼らの警備体制に不備があったのだろうか。想定できたことだろうか。結構、外国だと、スーパ・マーケットに入るだけでもボディ・チェックされる。フィリピンでもこういうのがある。テロ対策なんだろう。でも、本気でテロルを画策すれば、あんな形式的なすり抜けられるだろうなあ、と思う。AKBの事件も、これはある種のテロルだ、と思う。爆弾をどかん、とやることも出来たし、銃を乱射することだってできた。日本という平和な国だから、ノコギリを振り回す、という程度で済んだのだ、とも思う。

どこまで想定して警護するか。このバランスって大切だ。今回、このバランス感覚が、飛び抜けておかしかった、ということではない、とボクは思っている。この犯人が、飛び抜けておかしかった。このレヴェルに警備体制を合わせなきゃいけないとしたら、それって費用対効果的にどうだろか。

3.11に大きな津波が起こったからといって、本気であの津波のレヴェルに備えた防波堤を作っていたら、この国の財政は破綻する。どこまで備えるか、という線引きは、やっぱりリスクと頻度で適切に評価しなきゃいけない。何を為すにも支出が必要で、それっていつだって有限なのだ。

税金を投入するときには費用対効果を考えろ、とマスメディア諸君は声を揃えて言う。その癖、AKB48の警備体制については警備体制を強化すべきだと言う。本質は、同じことなのにね。