2014年7月26日 ジンジャ・エール!!

ちぃ子が自家製のジンジャ・エールを作る。しょうがとハチミツ、レモンを混ぜたジュースを無糖の炭酸で割って作るらしい。そりゃあ、ジンジャ・エールだって飲み物なのだから、自家製でも作れるのかもしれないけれど、何となく、工場製品のような気がしていたのでビックリした。

しょうがを投入することで、辛いジンジャ・エールが出来上がる。ハチミツの量を調整することで、味を調整できる、というのが、自家製の特権である。自分好みのジンジャ・エールになるのだ。カナダ・ドライみたいにユルい感じにするか、ウィルキンソンみたいにシャープな味にするのか。非常に面白い。

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そんなこんなで、炭酸飲料の歴史が気になったので、調べてみる。どうやら、クレオパトラが飲んだのが、記録上は最古らしい。赤ワインに真珠を溶かして飲んだのだとか。炭酸ガスが発生して、シャンパンみたいになったと考えられている。とは言え、実際には炭酸ガスを含んだ水は、天然で湧き出ているので、こういうのがいつから飲まれていたかは、よく分からない、というのが実情らしい。人工的な炭酸飲料の開始になると、18世紀になる。ジョゼフ・プリーストリーという人が炭酸水の作り方を発見したようだ。この人は酸素をはじめとしたいろいろな気体を発見した人らしい。19世紀にはハンガリーで炭酸水工場が製造され、炭酸水の大量生産が始まっていく。

横浜市では、災害に備えて、1人3L3日分の9Lの水の備蓄を呼びかけている。でも、ボクは無糖の炭酸でもいいじゃないか、と思っている。無糖の炭酸なら、カクテルをつくるときやジュースを飲むときなどに、いろいろと活用の幅がある。ただの水だったら水道水で充分だ。どうせ備蓄するなら炭酸水を……。