2016年2月22日 ジャパニーズ・タイムでGo!!

夕刻、ナイジェリアより無事に日本に帰って来た。飛行機の中で寝なければ時差を解消できる、と見込んでいたが、ナイジェリアで不規則に暮らしていたこともあって、機内ではほとんどぐっすり眠ってしまった。結局、ドバイ時刻で過ごしてしまったので、明日以降、しばらくは時差ボケに苦しめられそうだ。

ナイジェリアからドバイに降り立つと感じるのは、文化的だなあ、ということ。スタバでコーヒーを飲んで、喫茶店の文化を取り戻す。そして、ドバイから日本に戻ってくると感じるのは、清潔だなあ、ということ。成田空港の整然とした空間で、やっと日本人に戻った、と実感する。先進国と途上国の差は、決して小さくはない。文化であり、教育であり、習慣だ。そこが解決されないと、多分、何をやっても途上国は途上国のまんまだ。

今、ナイジェリアのカウンターパートは「ジャパニーズ・タイム」というのを合言葉に活動をしている。いつの頃からそういう合言葉が生まれたのか定かではない。いつだって約束の時間に遅刻してくる彼らに、ボクが「ナイジェリアン・タイムでなくてジャパニーズ・タイムの10時に集合だ!」と言ったのが始まりかもしれない。そして、ボクはいつだって10分前行動を励行していた。ようやく1年経って、今では彼らも10分前行動だ。大きな意識改革。それから飛躍的に成果があがった。時間通りに物事が進む。当たり前のことだけれど、こういう小さなことが、実は技術や知識よりもとても大切なのだ、と思う。